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「今のルーティンを続けた先はどんな未来?」朝渋代表5時こーじが語る、理想のルーティンを確立する方法とは?!

おはようございます!朝渋ライターのゆきです。

朝渋代表の5時こーじさんに、朝渋メンバーがインタビューする企画「答えて!5時こーじ!」

第6回目のテーマは「ルーティンを確立する方法」について。

ルーティンとは自分を整えるためのよい習慣のこと。しかし一方で、「なかなか継続できないんだよなぁ……」と確立するまでに苦労するイメージを持っている方も少なくないと思います。

そんなルーティン確立のヒントを聞き出す本日のインタビュアーは、朝渋メンバーでとにかく燻製が大好き!な通称くんせいくん。

くんせいくんは現在、77日間毎朝ルーティンをこなし続けていく通称”77日間チャレンジ”に絶賛取り組み中です!

理想のルーティンを確立すべく奮闘しているくんせいくんが、365日の早起きを確立したルーティンの王、5時こーじにそのコツをお聞きします!

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▼インタビュイー【5時こーじ(写真左)】

早起きコミュニティ『朝渋』代表。幼少期から早寝早起き習慣があり、社会人2年目の時に朝型人間を増やすために2016年に朝渋コミュニティを設立。
これまでに200回以上「著者と語る読書会」を開催。2018年夏に会社員を辞め、独立。2020年3月、小学館より「昨日も22時に寝たので僕の人生は無敵です」書籍発売。

▼インタビュアー【くんせいくん(写真右)】

燻製好きな朝渋メンバー。北海道大学大学院 博士後期課程2年、土木工学を専攻し気候変動や集中豪雨の研究をする大学院生。2021年2月に朝渋コミュニティへ入会。今年の9月からモニサポ(運営メンバー)としてコミュニティ運営をサポートし、現在は論文執筆に向け修行中。好きな燻製はベーコン、とにかく常に肉塊を漬け込んでいる。


ルーティンを決めても、なかなか続かないのはなぜ?

──今年も終わりに近づいてきていますね。私は毎年元旦に「今年はこれをやるぞ!」と決めてスタートしますが、2週間くらいするとすっかりなくなっています……

こーじ:いきなりいつもと異なることをやり始めるのだから、順応が難しいのは当たり前のこと。

ルーティンって思っている以上に無意識下で行われているので、深いところまで自分に染み込んでいるんです。生まれてこの方何十年間過ごしてきている中で、新しいルーティンを入れることはかなり難しいことなんですよね。

早起きで例えると、「夜のスマホを止める」というルーティンを確立できれば早起きができる、とわかっているのに、スマホを触るというルーティンの方が自分に染み付いているのでその1つですらなかなか変えられない。

頭では「早起きするためにはスマホを触らない」とわかっているつもりでも、実はスマホを触ることの優先順位が高くなっているんです。快楽につながっているからですね。

──わかります……(笑)わかっているのになぜか止められない行動ってありますよね。どうしたら新しいルーティンを取り込めるようになりますか?

こーじ:誰もが一度は経験しているほど、ルーティンを変えるにはかなりの労力がかかる。それを理解した上で、今のまま過ごした結果と、新しいルーティンを取り入れた結果をまざまさと思い描けるかが重要になります。

早起きの例でいえば夜スマホを触り続けた未来と、それを断ち切った未来をちゃんと描けるか。そして、自分自身が納得できるかが大事。

誰かが言っているから、本がそう言っているから、とか外的要因で決断したところで続かないんですよね。tips論に踊らされないように、選択軸を持つことが大事かなと思います。

大切なのは、”自分軸”を持った選択

──”自分軸”を持っているかどうか、ということがキーになるのですね。

こーじ:そうですね。たとえば誰かが成功している方法をルーティンに取り入れたとします。成功論を見ていると失敗や辛いことはあまり表に出てこないので、輝かしく見えます。そうなると、うまくいかなくなった時点で「〇〇さんはいいと言っていたのに何も変わらないじゃん。」と他人のせいにしてしまいがちです。

正直、人間は誰しもインスタントな成果を求めるので、その穴に陥りやすいと思います。だからこそ、自分の判断軸を自覚する。これが何よりも最初にクリアにしておくべきことかなと。

──どうしても他人の成功は目に入ってくるものですよね。引っ張られすぎないように、自立することが求められるのですね。

こーじ:もちろん、成功した人の話には参考になる部分もたくさんあります。ただ、全てが自分に合うとは限らないことを頭に入れておいた方がいいです。

山にはいろんな登り方があるように、達成の仕方は人それぞれ。真似してみるのはいいことですが、やりづらい、合わないとなった時に自分にとって違和感のない方法に切り替えられるかが大事かなと。

痛みを因数分解した、ムリのないルーティンを考えよう!

──自分軸で判断して、自分流にカスタマイズしていくということですね。実は今、77日間毎朝論文を読むというチャレンジを朝渋メンバーと行っているのですが、継続性を高めるために重要なことはありますか?

こーじ:”痛み”を都度取り除くことですね。何かを習慣化するときには痛み、つまり辛い、しんどい、苦しい、などのネガティブ要素が発生します。その痛みを放置したり諦めたりするのではなく、何がしんどいのか、突き詰める必要があります。


──”痛み”ですか……こーじさんが経験した痛みはどんな痛みですか?

こーじ:最近で言うと、Voicyの配信ですね。Voicyの配信を始めたものの、途中で何か気分が乗らないという痛みがありました。

そこで「痛みの因数分解」をしました。何が痛みになっているのか、要素を出していきました。結果として、「一発撮りをすること」が痛みでした。

私はしっかりと準備してから綿密に計画を立てて話すタイプなので、即興で撮ることが辛さにつながっていたんです。


──因数分解で痛みを割り出したのですね。その痛みをどのようにしてルーティンにして行ったのですか?

こーじ:仕組み化ですね。配信内容をしっかりと考える時間と収録時間をスケジュールに入れ込む。時間になったらオフィスのミーティングルームに向かい、あとはやるだけというところまで決めました。

ルーティン化する時は、意志力でなく仕組み化してしまうことを大事にしています。ベルトコンベアの上に自分を乗せるかのように、いかに自分を自動で動かせるかが大切だと思います。


──意志力を使ってすり減らさないための自動化!自分軸でありながらなんだかある意味、無で動くような感覚ですね。

こーじ:そうですね。結局、水のあるところまでは連れていくことはできるけれど水を飲むかどうかは自分次第という言葉の通りかなと。どんなに美味しい水だとしても、誰かに首を掴まれて飲ませられるのは痛みが大きいですよね。

さらに怖いのは、同時に考えることを放棄してしまうこと。飲ませられるのを待つような、一種の依存になってしまって他人がいないと動けなくなってしまう。辛いことは続かないです。痛みから解放された時に、本当にやりたいことだったり思い、考えを実現できるようになると思っています。

<ゆきMEMO>
理想のルーティンはあるものの、どう頑張っても挫折することを繰り返していた私にはぐさっと刺さるお話でした。

私は自分の意志力に異常な自信があり(お恥ずかしいですが)、やると決めていたことができないと「意志が弱いからだ……」と落ち込むといった負のループを繰り返していたな、と痛感しました。

正直、今までは「仕組み化」と聞くと機械的で無機質な感じがありましたが、仕組み化して自分を動かした結果の方がよっぽど生き生きとした人間らしさを得られるだろうな、と未来にワクワクしました。

今年もあと1ヶ月。やり残しのないように、痛みを取り除きながら自分なりの仕組みを作ってこの1年を終えたいと思います!

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