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大人こそ夢中になるべきだ。

日ごろ子どもたちを見ていて、「夢中になる」って本当に素敵だなぁと思う。

パズルやお人形遊び、お絵かき、ゲームだって。その世界に入り込めば楽しさにたちまち没入する。

楽しそうな顔って、本当に、いい。

全身から楽しい! があふれていて、小さな脳みその中でもいろんな爆発が起こっているに違いない。
私はたいした大人じゃないけれど、子どもには何にでも好奇心を持てる、柔軟な発想ができる子に育ってほしいと思ってきた。探究心を忘れずどんな小さなカケラでも自分で見つけて夢中になれる子に。
そう思ってきた、のだけれど。

最近夫ともよく話すのだ。
「親こそ夢中になるべきじゃない?」って。

仕事に疲れた、家事がしんどい、なんてネガティブな感情を口や顔に出す親の姿(ふだんの私。笑)を見せて、子どもには楽しみを見つけろとか、なんて説得力がないんだろう!

だから大人こそ夢中なこと、ものを見つけるべきだなって最近本当に思う。

私の母は人形の服から私の服まで本当によく手づくりをしてくれた。もちろんかわいい服を作ってくれるのは嬉しかったけれど、それ以上に印象的だったのは楽しそうに服を作る母の顔。やっぱり楽しそうにしているお母さんを見るのは、子どもながらにしあわせな気持ちになったものだ。

話はそれるけど、子どもって本当に親のすることを見ている。親の口癖はすぐマネするし。

我が家は横断歩道を渡るときに手を挙げる事を子どもに教えているのだけれど、口を酸っぱくして毎回言っていても一向に手を挙げる気配がなかった。それを夫に話したら、「だって親がしてないじゃん」だって。
目から鱗とはまさにこのこと!
私がしないんだったら子どもがするわけがないのだ。(私が手を挙げるようになったら子どもたちも手を挙げるようになったのは言うまでもない……。)

やはり子どもは親の姿を見て育つんだな、と改めて考えさせられたできごとだった。

子どもが生まれてからは仕事、家事、育児の無限ループで、自分が何かに夢中になるなんて考えたこともなかった。でも、子どもの前では楽しそうに何かに夢中になっている親の姿を少しでも見せたいな。

そんな親の姿を記憶していて、迷った時、苦しい時、何かの原動力になったらいいなと思う。
夢中になれることがあれば毎日がこんなに輝いて見えるって知ってほしい。

子どもたちよ、とりあえず今TXTを応援することに夢中になってるオカンの姿を見よ……!笑
(子どもたちの未来に何か役立つことを願って)

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