少しずつ優しくなれる
ただ拗ねているだけのときはともかく、心から元気がない時に「元気出してよ」とまっすぐに言われることが苦手だ。
出せるもんなら出してるし、元気を出す元気がないからこうなっている。悪意のないまっすぐなポジティブは、ときに心をきゅっと縮める。
とはいえ、自分が元気なとき、元気になってほしい人をどう励ませばいいのかよくわからない。
「元気出してよ」で立ち上がれる人もいるだろうし、わたしみたいに余計に閉じこもる人もいるかもしれない。同じ人でもそのときどきで変わる。むずかしい。
だれかを元気付けたいとき。行動してはいろいろと失敗する。たまに感謝される。
失敗はきついけど、でも、失敗があるから、それに気づけるから、少しずつやさしい人間になれるんだと思う。
わたしのことばがあの人にどう入ったか、そもそも入らなかったのか。あのときの行動はあの子を傷つけなかったか。
直面するたびに失敗したかも、とひるんで後悔して泣くけれど、これがなければわたしはいまより優しくなれない気がする。
失敗はできるだけしたくないけれど、そう捉えると前向きに人に関わっていけると思った。もっと優しくなるために、あなたを元気にするために。
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そういえばこの間読みはじめた本がすっごく良いです。
本が読めないほど憂鬱なときのための本。
誰にも関われないくらいの場所にいるとき、そっとお守りになってくれる本。
すこしでもはっぴーに生きられますように。
今日もいい日になりますように。
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