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麻処さあさの暮らす「旧春日村」ご紹介します

麻処さあさが暮らす旧春日村(かすがむら)。
春日村は、岐阜県揖斐郡にあった村です。2005年1月31日に揖斐郡の6町村と合併し揖斐川町となりました。伊吹山の岐阜県側に位置する春日村は、「薬草の里かすが」とよばれているほど、自生している薬草が豊富なことが有名。魅力たっぷりの「春日村」についてご紹介していきます。

薬草に囲まれる山あいの集落 
自然の恵みを受け、活かす「薬草のある暮らし」

旧春日村は、伊吹山麓のふもとに位置し、豊かな自然に囲まれています。「薬草の里」として知られており、伊吹山特有の希少な薬草が多く自生しています。旧春日村のすごいところは、現代もなお薬草のある暮らしを営んでいるところ。軒先に季節ごとの薬草が干してある様子は日常の風景。お風呂に入れたり、煎じて飲んだりと、昔のままの薬草文化が日常の暮らしに残っています。代々伝わる知恵と経験によって、春日独自の薬草の収穫や活用法が受け継がれてきました。

「生活の知恵や技が本当にすごい。本や教える人がいるわけではなく、親から子へ、ご近所のおばあちゃんから若者へ、と受け継がれてきた薬草文化が何代にもわたって根付いています。」



守られてきた「古来茶」

旧春日村上ヶ流(かみがれ)地区は「天空の茶畑」と呼ばれる茶畑が広がっており、標高が高いため、寒暖の差がより美味しい茶葉を育てる、お茶を作るのに適している地域です。ここでは無農薬栽培、かつ、全国的にも希少な「在来種」の茶の木が現在も育てられています。
また、茶畑が広がる美しい風景により「岐阜のマチュピチュ」とも呼ばれ、「天空の遊歩道」が地域住民によって整備されています。30~40分ほどの遊歩道を歩いた先にある展望台からの眺めは本当に美しく、見事です。
遊歩道の途中には、地域住民のみなさんによるお茶の販売所があり、生産者から直接お話を聞きながらお茶を購入することもできます。

伊吹薬草で癒される「薬草風呂」

旧春日村には、伊吹薬草を学び、食べ、薬草風呂で癒されるおすすめスポット「春日モリモリ村リフレッシュ館」があります。
ここの薬草風呂は、地域の古老が栽培収穫した薬草を贅沢に入れており、美しい自然の中で、薬草風呂に浸かりながら日々の疲れを癒すことができます。また、館内にはレストランがあり、旧春日村の薬草を使った「薬草膳」や「薬膳ラーメン」がおすすめです。
かすがモリモリ村リフレッシュ館」(水曜日定休)

「八千代の湯」岩のお風呂。スチームサウナがあります。
「伊吹の湯」木のお風呂。ドライサウナがあります。

わたしのお気に入りは、薬膳ラーメン🍜(¥850)
ピリ辛みそベースの薬膳ラーメンです!クセになるからさと薬草の風味です。

ラーメンについてくる特製薬草タレが美味しさを倍増!

館内には地元で採れたお野菜やお茶、古老が編むカゴや民芸品なども販売されています。特にお野菜は、野菜本来の味や香りがあり、本当に美味しいです。また「岐阜の伝統野菜」にも認定された「春日豆」「沢あざみ」なども収穫時期には販売されていますので、要チェックです。

さらに、毎週月・木曜日は「こんにゃくの日」
買い求めることができます。出来立てのこんにゃくってお刺身で食べるんです。みなさん、出来立てのこんにゃくを食べたことがありますか?びっくりするほど絶品なんです♡(こんにゃくの日は↓のカレンダーでチェックしてね)

2003年移住してきてすぐにご近所のおばあちゃんが出来たて熱々のこんにゃくを食べさせてくれて、感動したことがありました。移住するまで、スーパーで市販されているこんにゃくしか食べたことがなかったので、こんにゃくの美味しさと香りにびっくり!「こんにゃくってこんなに味と香りがあって美味しいんだ」と感動しました。
こんにゃく芋の香りとしっかりとした味は春日村のこんにゃくならではの味です。何個でも購入できるので、ぜひお家に持ち帰って食べてみてください。


岐阜の旧春日村は、美しい自然、澄んだ空気、山々から滲み出る湧水、見事な清流、今もなお受け継がれている知恵や技、豊かな食文化、そして地域の人々の温かさが残る、そして、生きる喜びを日々感じられる最高の場所です。
心身が元気になれる旧春日村。「リフレッシュな1日」をご自身や大切な人にプレゼントしてみてください。お待ちしております♡





岐阜県旧春日村にて、麻炭焼きや麻布草木染め、和モノ仕立てなど麻にこだわったモノづくりと暦に沿った米づくりをしながら、麻の素晴らしさを広める活動をしています。
「麻処さあさ」では、見学のご予約を承っております。
春日村へお越しの際は、ご来店お待ちしております。

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