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まずは成功体験を1つ作ろう

今日の話は英語学習に限らず、人生のどの分野にも通じる法則についてです。
それは、「まずは成功体験を1つ作る」ということ。

成功体験があるかないか。
このゼロイチは決定的に大きな違いを生みます。

英語学習においても、既に英語の分野で1つでも成功経験があると、今はできていなかったとしても、同じようにコツコツと勉強していけば目的地にいつかはたどり着けるという成功のイメージが持てるようになります。

例えば、ある受講生さんは、受講当初、文法が大の苦手で、英語の文章を書くことが苦手だったので、英作文は不得手でしたし、文法的にも最初は間違いがたくさんある状態でした。
彼女には、毎日、英語のQuestionにこたえる形での「日記」を書くことを日課にしていただき、5~10分という短時間で毎日少しでも多くの文章を書くことを数か月間継続してもらいました。
すると、仕事においても、英語でのチャットでのやり取りがすごく速くなった、と喜んでいただきました。(ついでに文法ミスも激減してます)

実はこちらの受講生さんは、まだ「話す」ことにはあまり着手していないため、スムーズに話せないなど課題も多くあります。
でも、「書く」やりとりがスムーズにできるようになったという「成功体験」があるため、スピーキングも同じように毎日取り組んでいけば、きっとできるようになるという「イメージ」が持てる、とおっしゃっていただきました。
彼女にはこれからスピーキングに注力していただくフェーズに入りますが、恐らくこの調子で進めていただければスピーキング力も、目に見えて改善していかれることと思います。

似たような感じで、例えばリスニング力を伸ばす目的で受講いただいている方の場合、段階的に教材の難易度を上げていきます。
例えば、まずは「TOEICレベル」のリスニングで「完ぺきにできた!」という成功体験を持ってもらった後、ビジネス英語の教材でリスニングをやってもらうと、難しくてボーゼンとしたりします。
でも、TOEICの教材が聞けるようになったなら、同じようにやればきっとできるようになる!という成功体験があると、できるイメージが持てます。
そして、数か月後には実際にできるようになります。

同様に、ビジネス英語のリスニング教材ではクリアに聞き取りできるようになったものの、生の英語には歯が立たない、という方も、「ビジネス英語でやったのと同じやり方でやれば、生の英語でもできるようになるだろう」という「自信」をもって学習を進めることができます。

結局、リスニング力を向上させるために必要な方法自体は、教材の難易度が変わってもそれほど変わらないため、一度習得さえしてしまえば、ずっと使える財産になります。
だから、まず「1つ」成功体験を持つことが大事なのです。

英語コーチングでは、3か月や6カ月という、決して短くはないものの長くもない期間で受講いただくことが多いです。
もちろんこの期間中に、目標達成してもらえればベストですし、そういう方も多くいらっしゃいます。
一方で、目先の目標は達成してもさらに上を目指すという方も多くいらっしゃるわけですが、そのような方にとっては、まずは受講期間中に1つでも2つでも成功体験を積んでいただくことで、今後さらに上の目標に到達する上での必要な道具を身に着けていただければ、という思いでコーチング業務に臨んでいます。

実際、そうやって「英語力を伸ばせた」という成功体験を積み、「学習方法がわかった」ことを、受講して一番良かった点として挙げていただくことも多いです。

こちらの記事をお読みいただいているあなたにも、まずは1つでも英語学習において成功体験を積んでいただければと願ってやみません。

自分なりにこれまで頑張ってきたけど成功体験がない!という方は、よかったら体験英語コーチングに相談にきてくださいね。
まずは1つ成功体験を掴むための道筋を一緒に考えさせていただきます。

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