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英語中上級者にお勧めの学習法「リプロダクション」

英語学習の中上級者の方の場合、普段の英語学習でこんな状態で何となくマンネリ化して停滞している気がしていたりしないでしょうか?

「シャドーイングは割と問題なくできる」
「オンライン英会話でもそれほど問題なく話せる」

英語が苦手な方からしたら羨ましい状態ですよね!
しかし、このような状態でも、もっとリスニングの精度を上げたい、スピーキングで今よりもっといろいろな表現ができるようになりたい、というような、改善点が気になる状態の方も多いことでしょう。

そういう場合には、「リプロダクション」という学習法がお勧めです。
リスニング力UPにも効果があるし、スピーキング力向上にも有効です。

やり方は簡単です。
今現在シャドーイングや音読をしている素材があるのなら、その教材を使えばOKです。

シャドーイングでは、音声は基本的に「流しっ放し」でやると思います。
一方、リプロダクションでは、1~2文ずつで音声を止めます
そして、そこで話した内容を、同じ内容になるように英語で話します。

この際、スピーカーが言ったのとまったく同じ英語である必要はありません。
全く同じ英語の場合は「リピーティング」になります。

リプロダクションでは、例えるなら情報を脳内に蓄積し、自分の言葉で再構築するようなイメージです。

しかし、実際にやろうとすると結構難しいはずです。

まず、リスニングの障壁にあたります。
リプロダクションは要約ではないので、基本的には100%聞き取れて理解できていないと同じ内容を再構築することは難しいです。

次に、スピーキングの壁に当たります。
ネイティブスピーカーが豊かな表現で言っていたことが、自力で言おうとすると途端に稚拙な表現になって愕然とすることもあります。

だからこそ、リスニングが7~8割聞けて、スピーキングもとりあえず話すことなら問題なくできる、というような状態の方にこそ、脳に汗かいて練習できるトレーニングとしてお勧めできると思います。
何となくわかってたつもりだったのが、案外曖昧であったことに気づけると思います。

あなたがこの条件に当てはまりそうでしたら、良かったら試してみてくださいね!
けっこう骨のある作業ではないかと思います。
もちろん、やった分だけ力がつくのは間違いありません!

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