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主治医変更のお願い

さて、旅行から戻り一瞬気分転換はできたものの、体調は変わらないまま。

具体的には、

●手先や足首のこわばり、痛み。
●体調にアップダウンがあって不安定。
●疲労感などがひどい。

といった症状がありました。

毎月一回、主治医の診察があったので、その都度、
●これの症状はクッシング症候群によるものなのか、別の病気か?
●疲労感、倦怠感、手指の痛みなどがひどくなる/軽くなるといったパターン化はあるのか?
●対処法は?

など質問するのですが、主治医からは毎回、鼻であしらうような回答しか返ってきません。
それでも、こちらは不安だし知りたいから、食い下がって質問します。怒りをぐっとこらえて。
それでも主治医の態度は改まらず、徐々にやり取りは険悪なものになっていきました。

手術から4か月目の診察時のことです。

体調は変わらず不調で、主治医に訴えました。

すると、

「それは他の病気が原因かもしれない。そうであれば私ではわからない」と突っぱねられました。

他の病気とは?と問うと、更年期やリウマチというのですが、それらはすでに検査で異常なし、という結果が出ているのに、そういうことを言うのです。

さらに医者は「手術前に、本当にサブクリニカルクッシング症候群か確定するための検査ができなかった(から、この病気を原因とする症状かどうかわからない、という意味)」なんてことも言いだします。

確かに、私のアレルギー体質のためできなかった検査が1つありましたが、他に検査はたくさんしています。私としては、それではこの医者は確認不十分なままで手術を見切り発車したのか?!と驚愕しました。

また、職場復帰についても「術後1か月で戻る人もいる」とずっと言われ続けます。まるで、復帰が遅れているのは私が戻りたくないからだ、と責められている気持ちになり、追い込まれた気分です。

この病気は症状も回復時期も個人差が大きいというのが常識のはず。なのに、なぜこの医者は一般化して私に押し付けようとするのでしょうか。

職場も、復帰は焦らなくてよいと言ってくれていますが、手続きのために毎回、診断書が必要です。この点についても医者は「毎回診断書を書くのも病院としては異例である。治療としてはできることは全部やっている」と自己弁護するばかり。

私は医者の治療方針等について、責めたことは一度もありません。つらい症状を伝えたいだけなのに、本来それを一番わかってくれるはずの医者が理解しようとするそぶりすらも見せず、他の病気か、または私自身に原因があるような言い方をする。非常に傷つきます。

堂々巡りなので会話を終え、次回予約をしようと早い時間が空いているか尋ねると、その医者は「空いていません。空いていても人が多くて、ゆっくりお話しはできません」とつっけんどんな回答。

「ならば当初の通り3時半で」と言ったところ、「だからといって3時半でもゆっくりお話しができるわけではありません」。

いや、ちょっと待てよ。
私は月1度しか医者に会えず、治療やその他の相談もその時しか機会がない。なのに、それすらゆっくり話を聞いてもらえないか?

そもそも本来、健康であれば病院に通う必要などないはずなのに。早く元気になり、仕事にも復帰し、いろいろ活動したいからこそ、病院に通っているのに。

なぜこんな風に傷つけられバカにされなければいけないのでしょうか。

もう堪忍袋の緒が切れた。

担当医を変えてもらおう。


幸い、私が通っている大学病院は、他にも内分泌系の専門医がいらっしゃいました。

また、私の知人が同じ科で別の医師に担当してもらっていることも知っていました。その医師の評判を聞いたうえで、その方に変更をお願いしよう…と決めました。

担当医変更のやり方については、他にもたくさんアドバイスをいただきました。
●変更した医師は、今までの担当医とは別の診察日や時間帯の人を選ぶ。
●理由は「今まで見てもらった診察日が都合が悪くなったから」等の無難な理由にする。

などです。

いくら医師の対応に問題があったとはいえ、今後も同じ病院で顔を合わせることがないともいえないですからね。大人なので、人間関係も大事にしなきゃ、です。

とはいえ、今回の担当医の言動には腹に据えかねる部分もあったので、病院宛てにもメールを書きましたが…

さて、次回診察日。担当医に、おもむろに切り出します。
「実は、えーちょっとこの日に通うのが難しくなったので、別の日の●●先生に担当を変えてほしいのですが…」

医者も、もうわかっていたと見えて「あ、担当医変更ですね。●●先生ね。よくお話を聞いてくれると思いますよ」とあっさり、了承してくれました。

そして最後に、「ちゃんとお話しを聞いてあげられなくて、ごめんなさいね」と言われました。

あ、自覚あったのね…

こんな感じで、担当医の変更は思ったよりスムーズに行きました。

そして新しい先生は、話もよく聞いてくれるし、プレッシャーを与えるようなこともしないので、今のところうまくいっています。
そして、これまでの担当医の言動がとてもストレスになっていたということに気づきました。

担当医の変更といっても、やっぱり人間同士ですからいろいろ気も使います。病院によっては他に頼れる先生がいないとか、いろんな理由で難しいケースもあるかもしれません。

しかし、病気だけですでにかなりのストレスを受けているのに、そこからさらに医者の言動で負荷を増やす必要はまったくないと思います。そこまで自分を苦しめることがないように、もし今の担当医との関係に何かしら不満があるのであれば、病院なり、他の医者なりに相談してみるのもよいと思います。

できるだけストレスのない生活が送れますように!私も、皆さまも…



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