今日。
開催されるたび毎回行っていたゲームの同人イベントに行かなかった。
肥満体型に磨きがかかってしまい、久しぶりに顔見知りの人に会うのが怖かった。
体力的な問題もあってすぐに疲れてしまうのもある。
そして、無理やりコミュニケーションを取ることが億劫になったという理由も大きい。

夫とはそのゲーム関係で知り合った。
彼は今日ひとりで会場へ行った。

私はというと、特にやりたいことがなくて困ってしまった。
ほんの少しだけ気力が湧いたときに、街へ出掛けようと支度を始めた。
ワンピースを着て、カーディガンを片腕に通したところで、「あ、面倒臭い」となった。
そのあと数分その場で立ち尽くして考えたけれど、やっぱり面倒臭い。
やめようやめよう。
余っている眠剤を飲んで寝よう。
暖房を入れアイスノンを頭の下に敷いて、寝よう。
最近の私は熱がなくてもアイスノンをする。
考えすぎの頭を冷やすことによって、少し気持ちが楽になる気がするからだ。

結局、眠剤を飲んでしばらくしても眠れなかった。
でも何かするのも嫌だった。
データ入力の仕事を数日サボっているからやらなくちゃいけない。
やりかけの刺し子や読書もある。
今から街に出掛けてもいい。
選択肢が多いと混乱してしまう。

最終的に選んだのは、自室の大規模な模様替え。
大物家具や家電の位置を大分変えた。
狭い部屋だからそんなに時間はかからなかった。
書き物やパソコン、手芸をするのに快適な動線をつくれたと思う。

そうは言っても一日は長い。
24時間も要らないと常日頃思っている。
12時間でいい。
残りの半分は忙しくて楽しいことができていない人にあげたい。
そういう寄付ができたらいいのに。
無気力だから一日が長く感じるというより、一日が長いと体力的に疲れてしまう。
疲れて使えなくなった私のその時間を、忙しい人に寄付したい。

最近はちまちまと本を読んでいる。
森博嗣のエッセイ、というか日記？
この人の小説は1冊も読んだことがないけれど、飛び抜けた天才だということはエッセイや新書でも伝わってくる。
自分からかけ離れたところにいる人の考えていることを知るのが面白くて読んでいる。
かけ離れすぎて逆に参考になったりもする。
しかし、やはり昔のような集中力は戻ってこない。
10〜15分読んで疲れ、本を閉じる。
今日はそれを何回か繰り返した。

それでもまだ時間が余る。
仕方なくなって、久しぶりにnoteでも書くか〜となり今に至る。
結婚して引っ越して引きこもっているうちに表情筋が衰えたみたいで、近頃よく食べこぼしをする。
白髪は急激に増えた。
胃腸だけは丈夫だと思っていたのに、逆流性食道炎の可能性が浮上している。

次は何が起こるのだろう。