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改めてわかったこと

数ヶ月ぶりに十年来の友達に会って喋っていた。
その人と話し始めると毎度時間が溶ける。

今回の話題は主に、30代に入っての心境の変化。
早生まれの友達も会っていない間に30歳になっていた。
その人はいつもは、恋愛や出会いには消極的で、仕事をすごく頑張っていた。
それが、30歳を迎えて誰かパートナーがいればなあと思い始めたという。
それで、私の夫の友達で合いそうな人がいるよと試しに話したら、意外と乗ってきたので少し驚いた。

私も独身の時、とにかく焦っていたのを覚えている。
身分を半分偽って婚活パーティーに参加したこともあった(無職とは言いづらかったので)。
マッチングアプリもそんな感じで、初手が怪しいから誰とも会うことはなかった。
今の夫と出会って結婚して、そういう焦りからは解放されたのは事実。

でもなあ。
結婚して十分幸せなはずなのに、相変わらず精神は不安定なのだ。
結婚して幸せそうに見えることを、友達は何度も羨ましいと言った。
何も悩むことがないからいいね、と。
たしかにそのはずなのだ、何もストレスになるようなことなんてない。
それでもうつは治らない。

母や祖母に家の写真を見せたときも、いいね幸せそうで、と言われた。
色んな人にそう言われて考えたのは、自分の不安定さは自分のせいなのだなあということ。
外的要因はほとんどなくて、大体自分のせい。
自分の思考の歪みのせい。

自分で自分に正論を叩きつけたみたいになって、苦しい。 
でもそれが真実なのだろう。

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