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【HSP気質】大事なひとほど粗末にするひと

大事なひとほど粗末に扱う輩が多いのはなぜか。
グルグル思考を整理します。


CASE1.母

遠慮することも気を遣うこともなく、わがままや甘えを許容してくれる私は、母にとって最も大事にすべき人ではないでしょうか。
私の気持ちを考えることもない(考えてもわからないから諦めている)、自分の要求だけをぶつける母に大事にされていると思ったことはありません。
兄に対しては電話1本するだけでも、考えて、考え抜いて、遠慮して断念するクセに。
困ったときに連絡すれば解決してくれる、とっても都合の良い便利な存在。
それは、いつも母の顔色を窺って、いい子を演じ続けてきた私。

CASE2.上司

同僚たちは私より高いスキルを持っていて、勤続年数も私の3倍以上です。
でも、上司は困ったとき迷わず私に連絡をしてきます。
仕事が早くて文句を言わず素直に従う、頼みやすい存在。
私がいないと困ると言いながら、面倒なことを押し付けてくる上司。
一番単価が安くて、一番生産性の高い私。

CASE3.交際相手

交際相手に「おまえなんか、セックス付きの家政婦だから」と言われたことがあります。
その通りだな、と思いました。
彼の機嫌を損ねないように、食事やお風呂、上質な性行為を提供するだけの私。

最後は私から離れる

大事なひと=大事にすべき人という位置づけで考えます。
みんな、私を大事にすべきなのに、粗末に扱います。
私は結局見返りを求めていたので、どれだけ頑張っても愛してくれない彼らとは、一緒にいることが辛くなって離れます。
彼らにとって私は大事なひとにはなれないのですから。
なんとも残念な時間の過ごし方をしてきました。

そうさせたのは私自身

嫌われたくない、必要とされたい、叱られたくないという思いから、相手に尽くしてしまいます。
そんな私が原因であると理解したのはここ数年です。
言いなりになって、都合の良い人間になっているのは私自身です。
振り返ってみると、本当につまらない人間だったと思います。
私の価値を下げているのは私なので、相手を責めるのはお門違いです。

方針転換

今でも無理のない範囲で言いなりになっています。
その方が楽な場合に限りますが、嫌われようが好かれようがどうでも良いです。
私が大事にしたいひとは、全力で大事にします。
惜しまず労力や時間を費やしたいのです。
分かってくれるからと甘えたりせず、良くないことを見逃すこともなく、しっかり向き合って感謝と愛情を伝えます。
今私が一番大事にしたいひとは、私自身です。






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