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もう私、六花亭で良いかもしれない。


こんばんは。

先日盛大にアッツアツの卵スープを手の甲にぶっかけ火傷をし、しつこい程、狂おしい程に長時間冷やし続け、ドルマイシン軟膏を塗り塗りして慎重に火傷した部分を保護した結果「あれ?何か赤い?何か肌ヨボヨボしてない?」くらいにまで軽快した朝霧です。ううむ、初っ端から長い。


そんな私なのだが、先日ふと悟った事をお話したい。

何をって。そう。

相変わらず「六花亭」の話である。

ちなみに今、「六花亭」という文字を見ていたら「何これ?こんな文字あった?」というゲシュタルト崩壊が起きた。
六が若干のアンバランスを予感させるからなのか、余白が多いからなのか。こんな風に脳が誤作動する時がたまにある。人間って面白い。

……はて?

そうだ!六花亭の話しだ!(脱線魔)

つい先日、六花亭のモーニングとやらに行ってみた。
前から気にはなっていたのだが、朝食はしっかり米を食べる習慣が根付いているので、あっモーニング……と気付いた時には既に腹九部を超えているという悪循環。

これは前もって予定を立て、強い気持ちで寝起きに挑まなければならぬ。
春休み中の子達も昼まで寝ていることだし、そそくさと行ってこよう!と、母と意気込んだ前夜であった。(BGMはEXOの“前夜”)
そして決戦の朝が来た。

な、何だこのパンは……!これが350円だと!?


我が街の六花亭モーニングはこの「クッペ」というパンがメインなのだが、都会の六花亭にはもっとメニューがあるのだろうか?

そうなのだ。このクッペとやら。
ひと口齧って思わず声が出てしまった。
見た目からは予想できなかった“カリパリ”具合に、感嘆の声を抑えられなかったのだ……!
非常に皮が薄く、歯を立てただけで一部がパリッと皿に落ちていく。それを見逃さず「後で拾って食べよう」と思いながらパンを噛み切る。

このポテトサラダ。このポテサラは何だ。
六花亭さん、聞こえていますか。
何故ポテトサラダまで絶妙に美味しいのか。
それにこのパンは何なんだ?
クッペってこんなに薄皮パリッと中ふわぁ、なのか?恥ずかしながらこの人生で食べたパンで一番感動したかもしれないじゃないか……!
どうしてくれるのさ!六花亭さん!

と、たかだかポテサラ挟んだパンに声を抑えられず悶えながら感動している自分が非常に滑稽に思えたが、本当に美味しいものに出逢うとこんな風になってしまうのだ。

サラダは300円。渡された皿に自分で野菜を盛るので、適度な量も盛り盛りサラダもお手の物。六花亭のドレッシング(百鬼ドレッシング)をかけて、フレッシュなサラダも倍美味しく。

珈琲は120円でおかわり自由。最高か。

というわけで、800円以内で感動的なモーニングを味わう事が出来た。
六花亭の喫茶室で食べたものに外れは一度も無い。これはかなり凄いことだと思う。
まさかポテサラパンのひと口目で唸る事になるとは夢にも思わなかった。恐るべし六花亭。

ちなみに母はポテサラって気分では無かったらしく、クッペの苺ジャム付き(甘酸っぱ果肉ゴロゴロ系)を食べていたが、これもかなり美味しかった模様。

クッペはテイクアウト出来ない為、家でグースカ寝ている子達におやつを買って行った。
「醍醐」という渋い名のチーズクリーム入りのチーズスフレがあるのだが、これがどこぞのチーズケーキよりも美味いのでは?位に美味い。


北海道に来た際には、是非「喫茶室」がある六花亭に行ってみて欲しい。
9時〜10時半はモーニングとショーケースのケーキ、それ以降は季節のピザやスイーツ、カレーやハヤシライス等もある。

私、もう外食は六花亭でいいや。

なんて思える程に、クッペは感動の味だった。


そうそう、今日は入学式でした!
桜舞う……なんて素敵な状況では無く。暴風雨の中、髪の毛ぐっちゃぐちゃの足元びっちゃびちゃでした。(傘させない程の強風)
そんな入学式もまぁ、記憶には残るかな……。笑


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