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#35 自信

「自信がない」ではなくて、ただ「負けず嫌い」なだけ。


人生の中でよく言われる言葉ランキング1位、「もっと自信持てばいいのに」。

確かに今まで、自分自身でも、なんでこんなに自信ないねやろって思いながら生きてきた。でもたぶん、私は自信がないわけではない。最近そう気づいた。

自分の得意な分野とかには、自信自体はたぶんある。その自信を表に出さないだけで。

自分ってこれ向いてるんじゃないかな、とか、あ、なんかこれ他の人より上手くできるかも、とか、たぶん客観的にみても自分はこれ得意なんやろな、と思うことは何個かある。

物事を簡潔にまとめたり、プレゼン作ったり、効率良い方法を考えたり、語学とかなんかその辺にはたぶん自分の中で自信は持っていると思う。

でもそれを表に出すのが恥ずかしくて、自信ないように「見せて」しまうのだと思う。それはたぶん自分の負けず嫌いさが関係している。

自分が自信を持っているということをひけらかしたときに、もしその自分が自信のある分野において相手がより優れていたとき、とても恥ずかしく感じる。負けたように感じる。

あの人の方がすごいのに、何も知らんと自信満々にいってしまった、相手の人どう思ってたやろ、ひけらかしてアホやなとか思ってたかな、みたいなことを考えてしまう。

自信を持つことって、恥ずかしいことじゃないはずやのに、負けず嫌いな性格のせいで恥ずかしいと感じてしまう。そうして恥をかかないように、自分に自信がない風に、まるで自分には能力がないかのように振る舞ってしまう。

そういう態度が自信ないねって指摘される要因なのだろう。

自信を持ってるなら、そうやって卑下するなよって自分が一番思う。でもなんか恥ずかしいのだ。

今まで自信なさそうって言われてきて、自信のつけかたを探してきたから、自信がないわけじゃなくてただ単に負けず嫌いなだけって知れてよかった。頑張る方向を間違えていたことに気づけた。

これも結局相手と比べて起こる事象。自分が相手と比べる癖があるから、どっちが優れているとか気にしたり、劣ってたら恥ずかしいから自信あり気にしないようにしようとか、そういう思考になってる。

いいかげん気にしないようになりたいなあ、周りのこと。