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ハーバリウム、好きですか?

こんにちは。関東在住20代OLです。
突然ですが、みなさん、ハーバリウムは好きですか?

私はと言えば、可もなく、不可もなく。
見かけるとなんとなく綺麗だなとは思うものの、自分で欲しいと思ったことはなく。。なんとなくいつも通りすぎてしまう、そんな存在。

そんな私が、あるきっかけでハーバリウム作りを体験してきたので、感想を書いてみたいと思います。

ハーバリウムとは?

ハーバリウム(Herbarium)は、プリザーブドフラワーやドライフラワーをガラス容器などに入れたインテリア。専用のオイルに浸すことで、植物やお花を長い期間楽しめることが特徴です。

もともとは植物標本という意味で、研究のために植物を長期保存する方法として生まれたのだとか。

何故ハーバリウム作り体験をすることになったのか?

学生時代の友達との女3人旅。軽井沢へ訪れた際の出会いがきっかけです。

ある事情から当初の旅程を諦めることになってしまい、周囲を散策していた折に偶然立ち寄ったコーヒースタンド。この小さな可愛らしいお店で、なんとハーバリウムの手作り体験もできるということでした。

当初の予定が立ち消えになり時間の余裕もあったので、「思い出作りに!」と、三人で体験をすることになりました。

ハーバリウムの作り方

簡単に作り方をご紹介します!

①お花選び
自分の好きなドライフラワーを選び集めます。
完成形をイメージしながら、好きな色合い•雰囲気になるようにざっくりと選んでいくのですが、この段階から既に結構センスが問われる笑

②瓶を選ぶ
お花を入れる瓶を選びます。
丸い瓶、四角い瓶など色々ありますが、私はウイスキー瓶型のボトルを選びました!

③お花を瓶に詰める
①で選んだお花をピンセットで1つ1つ瓶に入れていきます。これが結構難しい。。

慎重にお花を入れていく

一つ目の難しさは、ピンセットを上手く使って、細い瓶の口から瓶の中へと置きたい場所•向きにお花を配置すること。手先の器用さが問われます。

そして二つ目がデザインセンス…!好みのお花を集めているはずなのに、うまく配置しないと全然お洒落に&思い描いたイメージにならない(気がする..)

ああでもないこうでもないと、瓶にお花を入れては取り出し、配置や向きの調整に失敗しては周りが崩れてやり直し。。。夢中で瓶詰め作業をしていたら、完成まで40分と聞いていたはずの体験が、2時間くらい経過していました。

やっとの思いで、まあまあ納得の行く仕上がりまでなんとか辿り着き、次の工程に進みます。

④オイルを注ぐ
お花の入った瓶の中に専用のオイルを入れていきます。瓶の口から注いでいくだけなので、いちばんやさしい工程でした。

オイルを注ぐと、オイルの効果なのか光の屈折の加減なのか、瓶の中のお花の色合いがとても鮮やかになったように感じました。

瓶にお花を詰めている段階では、(なんだかこの部分がイマイチだな。。でもこれ以上良く出来そうにないし…)と、一定の妥協をしてここまで辿り着いたのですが、オイルを注いだ途端、なんだかとてもそれっぽい仕上がりになり、密かに嬉しい気持ちになりました。

⑤仕上げ&完成!
オイルを瓶いっぱいに注いだら、蓋をして、リボンをかけて完成です!

完成した作品がこちら↓

三者三様の出来上がりになりました

作ってみた感想

一番の感想は、難しかったーーーー!!!です!難しい…難しい…と先生に泣き言を言いながら、時に手助けしてもらい、やっと完成しました。

とはいえ、難しい以上に、いや、難しかったからこそ、とても楽しい体験になりました。

沢山の種類の草花の中から、自分の好きなお花を集めているときの、癒される気持ち。

頭の中で完成図を描きながら、時間を忘れるほどに夢中になって手を動かす瓶詰め工程。

オイルを注ぐと、まるで命が吹き込まれたかのように、いきいきと鮮やかに発色する草花たち。
綺麗だなぁ..と澄んだ温かい気持ちに包まれ、つい、じーっと、そしてチラチラと何度も見つめてしまいました。

この感覚を言語化するのが難しいのですが、これが世でいうマインドフルネスなのかも!と思っています。時間を忘れるほど没頭した後、心がすっきりと澄んで、温かい気持ちになる感覚。

普段とは心と頭の違う部分を使って、なんだかとてもリフレッシュされました。これは良い趣味だ。

個人的には、一緒に作った三者三様、作品に個性が現れていたのも面白かったです笑

作ったハーバリウムは素敵な旅の思い出として家に持ち帰り飾っています。偶に見てはほっこりした気持ちになる。体験してよかった!

もう一作品、全然違う作品を作ってみたいなという野心も実は少しだけあったりするので、またいつか機会があれば作ってみようかな、と思います笑

ハーバリウム、まだ作ったことがない方は、一度是非体験してみると楽しいかもしれません!

それでは、また👋

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