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【小児科クリニック】子育て中のお母さんを小児科クリニックで支える取り組み

私は双子を育てる4姉妹ママで小児科看護師です。
2年おきの主人の転勤のため、色々な小児科クリニックのお世話になりました。

予防接種や、喘息持ちの双子が入院や治療が必要な時や
こどもたちの発熱や嘔吐、下痢の症状があると看病する私も心も体も疲れ果てていました。

その時にお世話になる小児科クリニックでの様々な体験が、あかい家のこどもクリニックの原点にもなりました。

怖がらない小児科


待合室全体をボーネルンド社さんにデザインしていたキッズルームにしました。
床は絨毯で床暖房を完備し、ハイハイの赤ちゃんも安心して待合室で過ごせるようにしました。

点滴中は、畳で一緒に過ごせるようにし、ドリンクサービスをしてゆっくり過ごしてもらえるようにお声がけしています。

2か月の初めてワクチンでは、親子写真チェキをプレゼントしたり、4か月健診では足型アートをプレゼントします。
またお誕生日月はバースデーソングと親子写真チェキをプレゼントしています。

なんでも相談できる小児科

公認心理師さんに子育ての悩みを相談できる外来や、
離乳食アドバイザーを持つ看護師が相談にのり、初めての離乳食講座や、
初めての卵を食べる時に一緒に過ごすイベントを開催したり、
母乳の相談ができる助産師外来があります。
ママパスポートおおつでは、子育てコラムを執筆しています。
他職種でお母さんを支えていますが、
その中でも受付保育士さんが待ち合い室や、受付にいますので、お母さんの様子やお子さまの様子にいち早く気づき、フォローをしてくれたり、ワクチンの時に季節のイベントやえほんのひろばを開催しお母さんや赤ちゃんも楽しめ癒される工夫をしています。

言葉を大切にする小児科

安心してお家で過ごせるように、かんごカードで過ごし方や受診の目安を伝えたり、YouTubeで説明動画を作成しています。
また、無料で咳を抑える吸入器、鼻水を吸う吸引器をお貸ししています。
オーバーザカウンターを採用しお困りの時にすぐにお手伝いできるようにしています。

次回のワクチンを忘れないように、オリジナルの付箋を母子手帳に貼り忙しいお母さんたちが忘れないように工夫しています。

小児科クリニックでは、子育てイベントにこれるお母さんだけではなく、様々な境遇、社会的背景を持つたくさんのお母さんや赤ちゃんが来院されます。

困って来院されたけれど、クリニックに来ることで私たちとつながり、安心と、癒されて笑顔で帰っていただけたらと思っています。

目の前の患者様に今できる最善を尽くし、喜ばれることをし続けたいと思います。

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