子宮全摘⑤入院当日、手術

29日(日)
夫に送ってもらい昼すぎ入院。
日曜なので時間外窓口で手続き。4人部屋。既に隣に1人入っている。感じの良い年上女性。
日程としては私と同じそう。

21時から絶食と聞いていたが、14時半には下剤始めて絶食とのことで、今のうちに何か食べてきてと看護師さんから言われる。

院内のセブン、周辺は暗く、「牛肉のフォー」を買って、暗い飲食コーナーで食べる。うまい。

病室へ戻って荷解きをしたあと、病院で借りている寝間着(甚平)に着替える。下剤を飲む。ここからはお茶と水のみ。ジュースも不可。

そのあと、コンビニで明日用の紙テープのおむつも買ってきてくださいと言われ買いに行く。大人用おむつを買う初の経験。

あとはもう夕方まで寝て、起きて、トイレ行って、寝て、の繰り返し。

18時頃、シャワーを浴びてすっきり。
入院初日をエンジョイした。


30日(月)
早朝から経口補水液とあと何か小さいのを飲んで過ごす。便の色はもうオレンジジュース薄めたぐらいの色までなった。
そのため、浣腸はなしですんだ。

ショーツだけ履いて、手術着に着替える。
メガネ以外のもの(時計、指輪、ヘアピン)を外して、手術室へ。
義母が待っていてくれた。

膣から子宮取り出すので、分娩台みたいなのに乗せられるんだろうなと思ったら、普通の手術用ベッドだった。地味にうれしい。

じゃ始めますね〜となった瞬間、鼻の下がかゆくなり、看護師さんに「鼻の下がかゆいのでかいてください!」と言ったら、「自分でかいていいですよ〜」と医師に言われる。恥!
そして麻酔が効いてゆるやかにブラックアウト。

気付いたら手術は終わっており、ベッドごと運ばれて行く。おかあさんありがとうと言った。

めちゃめちゃ眠く、寝てもいいんだけど、色んな人に、無事終わりましたと伝えたくてスマホ触ってた。

しばらくしたら隣のベッドの人も手術から帰ってきた。

心電図モニターが胸に3ヶ所。ペトっと貼るタイプね。左側にケーブルでつながれている。
左中指に酸素濃度のやつ。ケーブルでつながれている。
左手の甲に点滴。
左手で麻酔カチカチして追加できるボタンを握っている。

つまり左側は色々なグッズで埋め尽くされている。

両足の膝から下は血栓症を防止するのであろう、巻いて空気で膨らましたり抜いたりするやつ。
尿管入っててベッドの横に尿袋。

右手はフリーだし動くものの、絶対安静なのでスマホぐらいしかできない。
痛み止めが効いていて、そんなに苦痛ではなかった。

術後3時間で横向き寝を許可されるが、やってみても楽にならなかったので仰向けで脚の向きで楽な姿勢を模索する。

夜、眠剤を飲む。久々の水が飲めることがうれしい。神経が高ぶっているのか効かず、追加でもらう。

そのあとも、眠れないな〜と思いつつうとうとできたようだ。

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