見出し画像

人に言えないことってのは、 たいてい良いことではない。

『人に言えないことってのは、
 たいてい良いことではない。』

本当にこの言葉は真を突いている。
人に言えないようなことってのは本来は持ってない。なのにそれをわざわざ抱えて人生何の徳が積めるのだろう?

では、
「人に言えないこと」を分析してみる。

詐欺
裏切り
浮気
汚職
イジメ
盗み
騙し


こんなところだろうか。
これらは誰もが良い事とは捉えないと思うが、問題の渦中にいると人によってはこれらがいとも簡単に「やりたいこと」に変わるから不思議だ。

例えば、近年ワイドショーなどでお茶の間を賑わせてきた不倫。一般的には人に言えないことの代表格。

「浮気は絶対にあり得ない!」と言っていた人が、「寂しかった」「魔がさした」「冷めた」などを理由にした・されたという話はよく聞く。

『浮気は悪い』としていた人が、真逆に転じてことを成す。場合によっては正当化し、悪いものを超え〝したいこと〟〝して当然のこと〟にすり替える。だったら公表したらいいのにと思うが出来ないのであればその主張には矛盾しかない。

騙しや詐欺、汚職といった〝嘘〟もそう。
ついた偽りの辻褄を合わすために嘘に嘘を重ね、決して真実は人に言えない。

いずれも『悪いこと』だったのが、
『心地良いこと』『都合がいいこと』となり、倫理観は横に置いやり優先してしまうのだろう。

ではなぜそうなってしまうのか?
たいていは、「身の保身」なんじゃないかと私は考える。満たされていれば余計なものは欲しないものだ。

立場的に…
状況的に…
感情的に…

あんたが必死で守ろうとしているその「立場」とやら。本当に必要?一方的にそこにしがみついているだけでは?本当のことを言ってグラ付く「立場」なら大したことない。本物なら〝立つ場〟は安定している。

状況のせい?
誰が招いたのソレ。どんな現実だってすべて自分が巻いた種。人に言えないのはただのプライド。

そして感情的であることと、人に言えないってこととは関係ない。感情的であっても他人に言える人は言える。言えないと定めているのは単にエゴ。

ではなぜ身の保身をするのか?

真実を人に知られることが〝怖い〟から。自分がどう評価されるか「恐れ」ている。

人はそんなに強くない、
人は弱い生き物だと?
その言葉に甘んじ、偽りを抱え、恐れを抱えて生きることを正当化するのか、

弱かろうが、状況が悪かろうが、
あっけらからんと丸見せ丸裸で生きるのか。

選ぶのは、自分だ!

最後にもう一度。

『人に言えないことを抱えて生きていきますか?』

-----

私は人に言えないって状態は苦手だ。
大手を振って歩けないのは好かん。
いつ何時も誰の前でも同じことを言える自分でありたい。人様に言えないことがあるだけで具合が悪くなりそう。

その真意は?
私は後ろめたさを感じるのが苦手だ。
それはまるで罪悪感。
嘘偽りを発したときの背中に走る不快感。あれで息が詰まって不健康に傾きそうで。それを味わうくらいならどう思われようと正直者でありたい。

しかしそれは同時に、
「嘘は悪いもの」との決め付けが私の中で強いのかもしれない。
本来、すべての物事には両極が存在し、「良い」も「悪い」もないのが本質だ。

-----

#reika_think #人生 #生き方 #生きる指針 #方針 

「緩和ケア」と「産後ケア」。一見対極な存在と見られがちですが、両方を経験しそれらは近い存在であり、両方の重要性を心から訴えたい。これらの在り方捉え方の啓蒙、それらにお役に立てる活動をすることが私の将来の目標です。頂いたサポートはそのために使わせて頂きます!