なかなか寝ない子供を一瞬で寝かしつけられる方法


皆さんこんにちは。
さて、10月もラスト1週間となりましたが、
いかがお過ごしでしょうか?
(2022年10月31日時点のお話しです)

私は先週末から2泊3日で沖縄に来ております。
息子と2人旅。

8月のVoicyの通常放送で
『シングルマザーになった私が毎月母子旅行をする理由』について
お話をしました。

リンクを貼っておきますのでよかったら聴いてください。

▼シングルマザーになった私が「毎月」母子旅行をする理由

母子家庭になってから、毎月、
最低でも1泊2日、大体2泊3日で息子と旅行をしております。

正直毎月は大変です。

一応経営者でもあるし、
施術をいまだに続けているプレイヤーでもあるので、
時間的にも金銭的にもシングルマザーは
結構な負荷がかかるなと思っています。

私の性格上、放っておいたらあっという間に月日だけが経って、
息子と過ごす時間を取れなかった。

息子はすっかり大きくなってしまった。

そんな日が来るのが目に見えているので、
これは強制的に課している課題です。


でも正直、息子と旅行に来るたびに、
もう二度と行きたくないと思ってしまうんですよ。

まだ3歳でワンパクで、
そして言葉は喋れるようになったものの、
訳わからないことで癇癪を起こすので、
なんで泣いているんだろうと思います。

やっぱり子供には子供のペースがありますから、
自由でいいなと思う反面、
なかなかそこに合わせられず負担に感じることもあります。

元々、子供が好きではないタイプだったので、
なんでこんなに1人で負荷を抱えなきゃいけないのかと
思うことが多々あります。

でも、これは自分が選んだ道です。


前置きが大変長くなりましたが、
今回の沖縄旅行中にVoicyで話したいと思うようなネタが
いっぱい浮かんだので、数回にわたって
お届けしていきたいなと思っておりますが、
まずは子育てに役立つ内容をお話したいと思います。

ということで今回は、『一瞬で寝かしつけられる方法』です。

整体師をやっていると、子供がなかなか寝ないときに、
いとも簡単に寝かせられる技を持てちゃうんですよ。

今日の話を最後まで聞いた方々は、
もっと早く教えてよ!と思うに違いない。

でも、なぜ今回お話しようかと思ったのかと言いますと
私と子供の旅の様子を
インスタのプライベートアカウントに載せているのですが、
それを見てくれた5歳の男の子をお持ちの方から
メッセージが来て
3歳と思えないぐらいしっかり者で羨ましい!
と言われたんです。

そこで何回かメッセージのやり取りをしていると、
その5歳のお子さんの元気がいいみたいで、
寝かしつけに時間がかかってしまうんだそうです。

自分に置き換えて、
寝かしつけに2時間もかかったら地獄じゃないですか。

自分の時間をごっそりもっていかれますしね。

私は今まで、一度も寝かしつけに困ったことがないんですよ。

4歳近くにもなれば、
10〜30回ぐらいは寝かしつけに困ることが
少なからずあると思うのですが、私はそれがないんです。

というのも、私が子供の性質をよく知っていて、
かつ、ゴッドハンドとも言えるテクニックがあるからなんです。

いくつか方法はあり、どれも超簡単。

ということで今回は、
なかなか寝ない子供が一瞬で寝てしまう便利な方法をご紹介します。

これは、子供だけじゃなく大人にも使えるので、
なかなか寝付けないという悩みをお持ちの方や、
パートナーやご家族で困っているという方がいらっしゃれば、
どなた様にもお役立ていただけることだと思います。

もちろん、お子さんによって効くものが違ったり、
その時々によって効くものが違ったりするので、
いくつかバリエーションを覚えておけばいい
と思います。


寝かしつけ術①②

そもそも、子供が何でなかなか寝られないのか。

元気な子供って、お布団に入ってもふざけたり騒いだりしますよね。

うちの息子も、放っておくとずっと飛び跳ねて、遊び続けます。

本当に体力が凄まじいです。

でも子供は、寝ないんじゃなくて、寝られないのです。

陰と陽というのを聴いたことがあると思います。
子供は陽の気の塊なんです。

陽の気というのは性質上、頭の方に登りやすい。

そして、子供はそれを自分で下におろすというのが
非常に困難なんです。

皆さんも経験があるかと思います。

気が上がりすぎて、
頭がカッカカッカしている状態のときは眠れないですよね。

イライラするとかハラハラするとか、
ドキドキするとか興奮しているとか、
楽しくて仕方がないとか。

遠足の前日に眠れないとか、
嬉しいというポジティブな場合も多々あるのですが、
とにかく気が上に集まっているときというのは眠れません。

子供はその状態に陥りやすいのです。

じゃあどうすれば良いのか。

登っておりられない陽の気を、
下におろしてあげればいい
のです。

子供は単純で純粋なので、
気を下に引っ張ってあげた途端、簡単に寝ます。


では、いくつかご紹介していきますが、まずは1つ目。

頭にたまった気を下に落とす方法として、
百会という頭頂部にあるツボ。

厳密に言うと、耳の先の両方を結んだ頂点とされているのですが、
そこをお母さんやお父さんが、
中指もしくは人差し指、もしくはその両方の爪を軽く立てトントンします。

ネイルが長い人はダメですよ。
爪を立てすぎずに、指の先で軽く刺激を与え続けます。

うちの息子の場合、直前まで騒いでいても、
これを始めたらわずか10秒で黙ります。

そして、そのまま続けていると30〜60秒で夢の中です。

ウソだと思うかもしれませんが
騙されたと思ってやってみてください。

この百会というツボは、自律神経の調整によく使われるそうです。

陽の気が頭頂部に集まっていると考えてください。

そこを刺激することで真下に落とす。

寝転がっているので落ちるという感覚がつかめないかもしれませんが、
立ってその部分をトントンとしたら、お股の方に落ちるじゃないですか。

他にも、会陰という自律神経を調整するツボがあるのですが、
百会にたまっている陽の気を会陰に落としてあげる効果があるんです。

子供は非常に通りが良いので、
軽く短時間刺激するだけでしっかり効きます。

大人はだいぶ複雑ですし、
身体の中が凝っていたり歪んでいたりして、
子供のようには効きづらいのですが、
どなた様にもリラックス効果をもたらしてくれるので、
交感神経過多とかストレスが多い人は、
百会を軽く刺激して気を下に落としてください。

百会の刺激なんですが、
いくつかのご家庭に何度か言ったことがあるものの、
何度レクチャーしてあげても指の腹をつけるんですよ。

それだと効きが甘いんです。

勘違いして欲しくないのですが、
子供の頭皮は非常に柔らかいので、
爪を立ててグサグサ刺すような
強い刺激を与えろと言っているわけではありません。

皮膚に電気信号のように、
百会に何かが当たっていることが伝わる程度の刺激にしてください。

これは本当に効く方法なので、
全然子供が寝ないという方は、やり方が微妙かもしれないので、
角度や使う指をいろいろ工夫してみてください。


続いて2つ目の方法。

頭頂部から後頭部、そして首の後ろ、背骨、仙骨、お尻。
そのラインを何度かなぞることです。

これは、力強く行うと逆に気になってしまうので、
皮膚をうっすら触れているか触れていないかぐらいで
なぞってあげてください。

髪の毛と自分の手のひらの間に
空気が含まれているぐらいの力加減で触れて、
背面を通って、お尻まで。

お尻でピタッと止めるのではなくて、
尾てい骨の延長線上までフワッと手をやると、
うちの息子の場合は3秒くらいすれば黙って、
5秒もすれば夢の中です。

この方法は大人にも非常に効きます。
頭をなでられたらリラックスしませんか?

安心感に包まれるというか。

そういった経験は、
皆さんも少なからずあるのではないでしょうか。

背面は自分で意識できないところなので、
そこを優しく愛情を込めて撫でられると、
非常に安心感を得られるんですね。

ちょっとマニアックな話になりますが、
人間のエネルギーをつかさどるチャクラも、
前側だけでなく後ろ側にもあるんです。

でも、後ろのチャクラを全く使えずに、
エネルギーの通りが詰まっている人が多いんです。

だからそこを排出してあげる。
そこの循環を良くしてあげるような効果があるというか。

そうすると気が整うので、すぐに眠りにつけるんです。


寝かしつけ術③④

これでも寝ない場合、3つ目の方法。

それは、お尻をトントン叩くことです。

仙骨は気を生み出す場所と言われているのですが、
今日生み出すっていう場所ですから、
そこを優しく触れてあげることで子供は安心して安眠できます。

やっぱり子供は、ちょっとした不安が頭に残りやすかったり、
そわそわしたりしがちですから、
安心感を与えてあげるというのが大事
なんです。

3〜5秒に1回ぐらいのペースで、
仙骨だけでなく左側や右側にずらしながら、
お尻のエリアも優しくタッチしてみてください。


続いて4つ目の方法。

これは子供はもちろん、大人にもよく効く方法です。

それは、足を握る。

子供の足は小さいじゃないですか。
大人の手のひらに入るぐらいですよね。

その足の裏に、ご自身の手のひらを優しく当ててあげてください。

これも超単純な話で、誰かが自分の足をちょっと触っていたら、
そこに意識がいくじゃないですか。

陽の気が頭に上り詰めていて降りられない。
だから足を触れてあげることで、
そこに意識を集中させ足元に気を下ろす。

結構単純でしょ。

先に話した3つの方法で既に寝ちゃっているとは思いますが、
トントンする気力がないときもあるじゃないですか。

そういう場合は、この4つ目の方法から始めてもいいと思います。
添い寝して、足の裏に手のひらを当てておくだけ。

手のひらの真ん中には、籠球という、
気が出ているとされているツボがあります。

そして、足の裏の真ん中の少し上には、
湧泉という、元気が湧き出るとされているツボがあります。

元気がないときというのは、
湧泉が凝り固まっていたりエネルギー循環が悪かったりするので、
籠球を当ててあげると、
元気が注入されて落ち着いたりスタミナがついたりします。

あと、足裏は全体的に、全身の反射区を網羅しています。

だから、足全体を包まれるというのは、
まるで身体全体を包んでもらっているかのような安心感に包まれるわけです。

それが、子供が大好きなお母さんとかお父さんとか、
おばあちゃんとか、信頼できる人であればあるほど、
子供は身を委ねて安眠できるのだと思います。


+α、注意点

ついでに細かくお話しますと、
足の親指の反射区が頭の部分なんですね。

なので、親指の先、爪と指の先の境界線あたりを、
百会を刺激するように軽く刺激すると、
ダイレクトに頭に上った気を静めることができます。

あと、これは寝かしつけに効くだけでなく、頭が良くなる。

3歳ぐらいまでに、頻繁に足の親指の先を刺激してあげた子は
確実に頭脳明晰になります。

3歳を過ぎちゃったという方も大丈夫です。

3歳までの方が強力に効くとは思いますが、
境界線が明確にあるわけではありません。

一応、中国整体推拿の中では、12歳までが小児のカテゴリーで、
大人とツボが違うとされているんです。

わざわざ小児推拿というカテゴリーの学問があって、
上海の中医薬学大学では、
大人の推拿と小児推拿で専門医がわかれるんですよ。

ちょっと話がそれましたが、
それでいうと12歳までは小児の枠組みなので、

12歳ぐらいまでは親指の先をツンツンしたり
親指自体を根元から回したり、親指全体をぷにぷに押したり、
足つぼマッサージのように軽く刺激してあげたりするというのは
非常にいい
と思います。

小学校を過ぎたら自分でできるでしょうから、
ここをマッサージしたら頭がよくなるらしいよ!と子供に教えてあげたら、
お子さん自身でやってくれるかもしれませんね。

もちろん、大人は全然駄目じゃん!という話ではなくて、
大人も同じ反射区です。

今、多くの大人の頭が疲れているじゃないですか。

スマホだとかパソコンだとか、
さらにストレス社会ということで交換神経バリバリな人ばかりです。

だから足の親指は、どなた様にも大事な場所です。
ぜひ試してみてくださいね。

寝かしつけの方法は以上です。


でも、他にもいくつか注意点があります。

それは携帯。
枕元とかベットサイドに置いていませんか?

大人が大丈夫でも、子供は身体が小さい分許容量が少ないので、
電磁波の影響やブルーライトの影響を受けやすい
んです。

自分が気にならないからといって、
相手もそうだとは決して思わない方がいい
です。


これをお聞きの方で、子供が寝ないという方や、
ご自身やパートナーが寝られないという方々は、
ご自身の携帯の使い方を考えてみてください。

あと、Wi-Fiが寝室にあるのも、子供は敏感に反応していますよ。

Wi-Fiや電磁波については別の機会にぜひお話をしたいと思います。


決して勘違いして欲しくないのは、
電磁波というのは全く怖いものではありません。

電気の刺激というのは、時にとても良好です。

何が悪いかというと蓄積です。

自分でリリースできないほどたまっていることがよくないんですよ。

それは身体が大きければ大きいほど許容量があるので大人は大丈夫でも、
子供やペットは身体が小さいので電気の許容量も小さいのです。

だから、身体を休めるための寝室、
もしくは寝室の近くにWi-Fiがある人は、
寝るときだけでもスイッチをオフにしてみてください。

あと、携帯は寝室に持ち込まない、
もし持ち込むとしても機内モードにする。

もしかしたら、これだけで劇的に改善するかも知れないです。

やっぱり子供は、この世に出てきて間もないので自然に近いんですよ。
人間だって元々は動物。だから自然の生き物です。

不自然なものに囲まれれば囲まれるほど、刺激になってしまうんです。
そして敏感に反応してしまうんですね。

私達大人は、日々不自然なものを抱えていますから
気づけなくなっていますけれども、子供は違うので、
子供の寝つきが悪いとか極端におかしい部分があるという方は、
不自然な部分が多くないかと観察をしてみてください。


さて今回は、子供の寝かしつけを簡単にできる方法と
気をつけるべきことをお話しました。

みなさん、いかがだったでしょうか?

これは日本中でニーズのある話だと思うんですよね。
なので、小さなお子さんがいらっしゃるご家族とか、
不眠症に悩んでいる方とかに、この方法をシェアしてもらえたら嬉しいです。

▼音声で聴きたい方はこちら


(2022年10月31日配信分)

「緩和ケア」と「産後ケア」。一見対極な存在と見られがちですが、両方を経験しそれらは近い存在であり、両方の重要性を心から訴えたい。これらの在り方捉え方の啓蒙、それらにお役に立てる活動をすることが私の将来の目標です。頂いたサポートはそのために使わせて頂きます!