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自分のことを、この世の誰とも比べてはいけない

「自分のことを、この世の誰とも比べてはいけない。それは自分自身を侮辱する行為だ」

この言葉はマイクロソフトの創業者であるビル・ゲイツが言ったとされている言葉です。

自分の事を他の誰とも比べない。

言葉にするのは簡単ですが、実行するのは難しいです。
生まれてから人と比べられず生きてきた人はいないはずです。

学校でも常に人と比べられます。
社会に出たとしても、競争と比較はついて回ります。

競争と比較は私たちが成長をする上で奮起のきっかけにもなるので、完全に悪とするのも違うと思います。
自分自身を振り返ってみても、誰かと競ったり比べたりすることにより成長を実感できることがたくさんありました。

とはいえ、現在はあまりにも他人と比較する機会が多いように感じます。
SNSの発達により「私たちが一日で受け取る情報量は中世の人達の一生分の情報量よりも多い」そうです。

そうなると、自分よりも優れている感じる人に出会ってしまう確率は非常に高くなります。

SNSをみると、
自分よりも優れた容姿をもっている人
自分よりも才能に満ち溢れている人
自分よりもすばらしい学歴をもっている人
代表取締役やCEOなどの肩書をもっている人
美男美女のパートナーと幸せそうに暮らしている人
年収〇億円というような一生遊んでくらせるような収入を得ている人
を簡単に見つける事ができます。

「人は人」としっかり割り切って考えられる人は大丈夫ですが、中にはSNSで輝いて見える人と比べて「自分はなんてしょうもない存在なんだ」と考えてしまう人も多いと思います。

冒頭に「自分のことを、この世の誰とも比べてはいけない。それは自分自身を侮辱する行為だ」というビル・ゲイツの言葉を載せましたが、言い方を変えると「この世で一番簡単に不幸になる方法は自分を誰かと比べる事」という風にも言い換えることができると思います。

もし、誰かと比べてしまい自尊心が低下してしまっている人は、比べる対象を他者から自分自身に変えてみることをおすすめします。

残念ながら、いくら努力したとしても私たちは自分以外の何者かになることはできません。
それならば、比較対象を過去の自分にしてみましょう。
「1年前の自分と比べて〇〇の資格をとって収入があがった」
「3年前の自分よりも友人が増えて世界が広がった」
「5年前の自分と比べて仕事で成果をだせるようになった」
など、自分に焦点をあてると成長を実感できることも多いはずです。

比べる対象を他人から自分に変えて過ごしていきませんか?




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