キースヘリング展、相反するものがそのままそこにあることの自然

表参道ヒルズにて本日まで開催の
Kieth Haring展。
 
どうしてこんなに惹かれるのか
自分でもよくわからないのですが
なんだか何度も来ちゃいました。
 
さっきはじめて気がついたんだけど
会場のはしっこのはしっこに
いとうせいこうさんのコメントがあって
 
「シンプルでポップであることと、
 メッセージだらけでいびつであること、
 ダンサブルで明るいことと、
 悲しくて虚ろであることなどなど、
 相反することをいっぺんに
 スピーディに表現できたことの
 奇跡よ。」
 
と書かれてあり
 
あぁなるほどと
 
自分がKieth Haringに惹かれる理由が
ちょっと分かる気がしました。
 
相反するように見えるものは
お互いを内包してるんですよね。
 
とても交わりようがないくらいの
異質なもの同士に見えても実は
お互いの存在が、お互いを支えてる。
 
だから、異質なもの同士が
そのままで、そこにあるということ
共存している、ということこそが
本当は自然の姿なんだと思うのです。
 
きっと、彼のアートの
ビビッドな繊細さ
シンプルなごちゃごちゃさ
強烈なメッセージの自由さ
スピード感と普遍的な存在感
 
そんなものに
惹かれてるんじゃないかと
おもったのでした。
 
本日18時までだそうです
お時間ある方、ぜひ✨
 

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