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失敗だらけの海外引越しから、失敗しない海外引越しへ 私の経験①

アメリカ駐在2回目、現役駐妻としてニューヨークに3人の子供と夫と5人で暮らしています。(ニューヨークといっても、野生のリスや鹿をよく見かけるのどかな田舎です)
海外引越オーガナイザーとしての伝えたい想いを前記事で書きましたが、、今回はその想いにつながる私の駐在経験のお話です。


2度の駐在

私は1度目の駐在から帰国したのち、片付けの資格を取得しました。(なぜ取得したのかは、これから遡りながら説明したいと思います。)
2度目の駐在が決まった時は、家族も増え、子供も成長し1度目に比べるとやるべきことも増えました。2度目だから余裕でしょ、という人も多かったですが、片付けの知識を得ていたことの方が大きな助けになったと思います。


2度目の駐在地はかつての住まいと近いところだったので慣れるのも早かったこともあります。それでも新しく子供達の通う学校とのやり取りや準備、車の送迎、まだ荷物は揃っていない中での食事作り。1回目よりもやらなくてはいけないことがたくさん。書類は英語だし、スムーズにいかないことが多くストレスも溜まります。
手荷物にあれ持って来たらよかった、、とか航空便に載せたつもりのものが入ってなかった、、、子供にあれは?これは?と色々聞かれたり。
間違えて船便にしちゃった!というようなことはよくありますが、こういうストレスはほぼなかったので、私にとって自分の精神的安定を保つためにもとても有効でした。

初めての駐在はロサンゼルス

さて、話は初めての駐在へ。
数多くの失敗の宝庫とワンオペ暗黒期でもあります。
私は6年間営業事務として働いたのち、第一子の出産を機に退職しました。
第二子を出産のタイミングで、夫がアメリカロサンゼルス駐在辞令を受けます。渡米は長女3歳、長男生後5ヶ月でした。
何を準備したらいいか分からない!ブログもそこまで充実していないし、インスタなんてありませんでしたし、知り合いの伝手を頼るしかありませんでした。当時社宅暮らしで家財は少なめ、会社指定枠いっぱいに買い足したりして持っていきました。

ロサンゼルスは年中暖かいので冬物は持っていかず、それまで通勤に使っていたようなコートなどは倉庫に預けました。

10年以上前は、アメリカの紙製品(オムツや生理用品)は、ゴワゴワしていると聞いていたので、オムツを大量に買いました。が、子どもが思ったよりも大きくなり船便が届いた頃にはオムツサイズが小さくなっていました。
アメリカは紙オムツの先進国。来てみたらいい商品もたくさんありました。生理用品もスリムタイプも探せばありました。

海外駐在経験がある実の母親からは、「家でもてなすことも多いからと、和食器を買い揃えましたが、かつてとは違い和食でもてなす機会はありませんでした。
現地の気になる食材を使ったり、バーベキューでホームパーティすることが多かったです。
アメリカ文化を取り入れて暮らす方が楽しくなったりしてきます。
アメリカではアンティークのお皿が人気で、今しか買えないし、と思い、少しずつ買い足しました。
街中が季節感を楽しむので、デコレーショングッズが豊富なアメリカ。ついつい増えていきます。
料理もパン作りにも励み、かなりキッチン道具も増やしていました。
帰国される方から頂いたりして増えていく、。
多分駐在妻のよくあるパターンです。

帰国するのはまだ先だろうとかなり溜め込んでいたところに、アメリカ国内での異動の辞令が出ました。

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