予想外のバースデー 8月14日(月)
昨日は雄一郎さん(夫です)の誕生日だった。
何か食べたいものある?と聞くと、
「サマーズッキーニパイが作りたいな!」
(えっ、自分で作るんですか…?)
と思いつつ、なるほどそういうのもありかも、と思う。
「でもね、庭のズッキーニ、今年不作でないんだよ…へちまで代用しようかな」
えっ、へちま…!?
なんだかよくわからないけど、まあ…いいのかな。
「あとね、ひき肉があるかと思ったらなかった…」
(うーん…色々材料そろわないのに、作れるのかな…でも誕生日だし…)
「じゃあお肉をみんなで買いに行こう!」と提案する(田舎に住んでいるので、買い物は車で町まで出ないといけないのです)。
そんな会話をしたの誕生日の朝。
それでもなにかしらお祝いの気持ちを伝えたい、とお昼ごはんづくりを買って出る(最近は雄一郎さんがごはん当番)。
バースデーランチは、庭のトマトでつくったパスタときゅうりのぬか漬け!
「パスタとぬか漬けで誕生日…」
とつぶやきつつ、雄一郎さんの様子をうかがうと
「トマトのパスタが一番好きだからうれしいよ~」
と言ってくれる。喜んでくれてとりあえずほっとする。
それでも何もしないのもあんまりだ、と思い、
「ケーキ、どこかに買いに行く?」と聞いてみる。「うーん、ちょっと体調いまいちだし(←二人ともやや体調不良)、ケーキはなしでいいかな。あっでもにぼしさん(なじみのコーヒースタンド)にコーヒー飲みに行きたいな!」というので、買い物がてら、家族で町に繰り出すことにした。
居合わせた友人が撮ってくれたバースデーフォトシリーズ
コーヒー屋さんでゆっくりして、友人とおしゃべりして、サプライズサンドイッチまで作ってもらって。「いい誕生日だねえ」と話しながら肉屋さんとスーパーに向かったその先で、予想外の展開が。
スーパーのケーキコーナーで、末っ子が「おこづかいで誕生日のケーキを買う」と主張したのだった。お祝いの純粋な気持ち、というよりは「スーパーのケーキを食べられる絶好のチャンス」と思ったようだった。
普段のわが家のチョイスは、雄一郎さんの手作りor気に入っているお店のケーキ。スーパーのケーキにあこがれつつも「絶対買ってもらえない」とこれまで思い続けていたに違いない。それにしても、「ぼくのおこづかいで」という戦略が心憎いではないか。「そうしようか」と言うと、末っ子の顔が輝いた。
帰宅後すぐに仕込んでいたパイ生地を取り出し、パイの仕上げに取りかかる雄一郎さん。レシピは愛読している内田真美さんの『わたしの家庭菓子』から。
なんてことないようで、やっぱり特別な1日だった。47才のお誕生日、おめでとう!
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