今回の受精卵の結果

本日、東京HARTクリニックにて培養した受精卵のグレード結果を聞いてきました。

期待以上の成果でした。
歳を考えて移植は2個戻しを予定していますが
これを見る限り5回チャレンジできます。
40歳の成功胚平均個数から考えるとちょっと異常に感じるくらいです。

東京HARTクリニックの岡院長先生は、日本の体外受精の草分け的な方で、沢山の豊富な知識を持ってらっしゃいますが、今日はその岡先生にも、一人か二人産めるでしょう、と言っていただけました。
二人というキーワードに私は心が踊ってしまいました。
私は独りっ子で、若い頃は邪魔もなく一人気ままに過ごせましたが、この歳になって初めて親がなくなったあとの事を考え始め寂しいと思い、ひとり生まれるだけでも十分嬉しいけれど、兄弟にしてあげられたらなあ、と感じていました。
それを視野に入れても良いのかな、と今日は期待してしまいました。
ただまだまだ時期尚早、先ずは1人目のことを考えて頑張りたいと思います。

今回の採卵に向けての治療内容や、頑張ったことを書き留めておこうと思います。

やはり一番は漢方の煎じ薬でしょうか。丁度始めてから半年くらいになる頃合いでした。元々、漢方医の触診で瘀血があると判断され血府逐瘀湯を処方されていましたが、採卵の1ヶ月前からは温経湯という女性のホルモンを整え卵巣にいい影響を与える漢方も処方されていました。
八味地黄丸という体を温める丸薬も合わせて出されています。

通っている漢方堂はこちら

また、サプリメントも色々飲んでました😅
ビタミンE,D,葉酸,マルチビタミン&ミネラル
今流行りのMNMタブレット、ラクトフェリン
そして採卵に向けて2ヶ月前からはミトコアという妊活サプリを飲み続け、採卵5日前からはマックス量の9錠を飲みまくりました😂
すんごいお高いサプリですが、なんだかやっぱり効いた気がします。アマゾンのレビューを信じてよかったです(笑)
同じ会社のラクトフェリンを飲んでいるので、一度はそちらに戻しますが、ミトコアにはアンチエイジング効果もあるようなので移植前にも余りをまた飲んでおきます。

そして、連日の病院への注射通いです…。
こちらの病院は、自己注射にペンタイプではなく本物の注射器とアンプルを渡されます。看護師さんと同じように、アンプルから薬液を補填し、空気抜きをして、自分でお腹に注射針を刺さねばならないのです。
…注射恐怖症の私にはとても無理でした。
そんな怖い思いをするくらいなら、一週間でも10日でも毎日通ったほうがいい。そう思い中野から表参道まで毎日通いました😅
久々の通勤気分…午前の電車は本当に混みますね…久々の感覚に疲れました…。
注射はuFSHを225mg、11月13日〜19日まで7日間毎日打ち、合わせてクロミッド50mgを13日〜17日まで5日間飲みました。
18日の検診で育った卵胞は右に1.14〜1.59サイズで5個、小が3個、左に1.08〜1.52サイズが7個、小が5個。
20日の検診で2以上が右7個、左10個となったため、その日の内に2日後の22日に採卵することが決まりました。数値を見るため採血もされました。
その日の晩に再度病院に出戻り、今度は排卵抑制オビドシルの注射とブセレリン点鼻薬。

さて、今回の採卵で10年ぶりに静脈麻酔をしました。効きを良くする点滴を先に入れ、いざ台に上がったらそこに麻酔を投下、手を握られながら数を数えるように言われ6まで数えた辺りで記憶がありません…
次の瞬間には叩き起こされたため、軽いタイムスリップ状態。え、もう終わったんですか、え???と2回ほど聞き返しながらベッドに移り休みました。
ただ、あーお腹に鈍痛が…と感じていました。
後から大小19個取ったと聞かされ、そんだけ刺せば痛いわい、と思ったものです😌

採取個数を聞かされると同時に、卵巣過剰刺激症候群、OHSSについて話されました。
OHSS判断基準として当院でのエストロゲン数値は5000だけど、20日の採血で数値が4100だったことがわかりました。
OHSSの1歩手前といった具合らしく、下げる為の薬を処方されました。5日間は安静に過ごすよう心掛けました。

前回杉山医院で採卵したときは成熟卵3個だったので、10個を目標にしていた先生が今回の投薬量を前回より増やしたのか、漢方やサプリやらで私が頑張りすぎたのか。
何はともあれ現状は落ち着き、結果はオーライでしょうか。

年末年始は病院が閉まります。
私は甲状腺ホルモンの数値をこまめに図りながら移植に合わせて甲状腺ホルモンの投薬も調整する必要があります。
婦人科も甲状腺科もどちらも開いている状態が好ましいため、移植は年明けからのスタートです。
ちょっと先なので待ち遠しいですね。

しかし、今のうちにできる事があります。
排卵抑制の点鼻薬、実は前の病院の時のものと合わせて2本保管があります。
今日からそれを子宮内膜症治療の為に打ち続けて、意図的に排卵と生理を止め、疑似閉経状態を年末年始まで維持します。
これは子宮内膜症治療以外でも、着床率を上げるのにも効果的な手段だそうで、俄然やる気が出て来ました。
もっと本格的に、疑似閉経状態を薬で2ヶ月抑えてから移植をすると着床率が20%も上がるという大学病院での臨床結果があるのですが、今回はそのプチ版みたいなものかなと思ってます。

何もやることが無いとモチベーションも下がりやすいため、できる事があるのは嬉しいです。
ヨガもサボらず、カメラバッグを背負っての花撮影にも精を出して体力も付けておかねば、と思うこの頃です😌

来年も頑張るぞーーー!!!

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