人生で初めて本を作りました！
『おだいじに』というタイトルの作品集です。収録作品のほとんどはnoteに以前投稿した作品に手を加えたものになります。とはいえ、大幅に書き方を変えた作品もあれば書き下ろしもあるので、既に私の作品を読んだことがあるという方にも楽しんでいただけるのではないかと思います。
不穏で寂しくめちゃくちゃな、とにかく可愛い女たちがたくさん出てくる良い本です。
感染症の影響が懸念されますが、ぜひ縁があれば手に取っていただきたければと思います。

第二回文学フリマ広島
【日時】2月23日（日）11:00〜16:00
【場所】広島県立広島産業会館 東展示館 第2・第3展示場
【サークル】半回転木馬
【ブース】D-11
【作品タイトル】おだいじに 文庫/90p/¥500-

【収録作品】

「運命のひと」
八年前の夏、出会い別れた「ツシマさん」の墓を蹴り飛ばす女の話

「備忘録・１」
ジミヘンと茶漬けを食べる夢をみる話

「幸福な日々」
死んだくまになった恋人と「私」の生活について

「備忘録・２」
とある記念日に墓を蹴る女を目撃したりごちそうを拵えたりする話

「かたおもい」
あの子の欲しがるものが欲しい。Twitter300字ss参加作品です

「備忘録・３」
ワンルームで踊り狂う休日の女たちの話

「ヴィーナス」
トンチキでゆるふわでモテる幽霊の女と眼鏡の女の子が廃墟になった遊園地で夜を過ごす話。書き下ろし

「備忘録・４」
とある中華屋での一夜の話です。どうして「私」は備忘録を書き続けるのかという話でもあります