しあわせアレルギー
先日、お笑い芸人と女優の結婚報道があった。
記者会見でもラジオでも、とてもしあわせそうな様子だったことをTwitterのモーメントで知り、祝福の気持ちでいっぱいになったとともに
私とは別世界の話だな、とも思った。
これは、芸能人だからとかそういう話ではない。
仕事方面や社会的な自己肯定感はそれなりにあると思っているけれど、こと恋愛面に関しては底辺の中の底辺に私はいる。
前にここにも書いたけれど
女性性を傷つけられるような経験をしているせいなのか、やっぱりどこかで男性がこわいという節がある。
加えて、子宮筋腫という病気があるので、健常な女性よりも通常妊娠する可能性が低い。
こうした経緯から、恋愛市場での女としての価値がものすごく低いと思っている。
仮に、あなたが男性だとして、子どもが産めないかもしれない女性と結婚する勇気があるだろうか、親や親族を説得できるだろうか、それでもパートナーシップを継続したいと思うだろうか。
多くの男性が尻込みするんじゃないかな。
やはり、結婚の中には種を残すという要素がいまだに色濃く残っているもの。
だからなのか、私はいつも自分を2割引の女だと思っている。
女としての要素を、満たしきっていないというのかな。
(みんながそうだ、と言っている訳ではありません)
女としての自信がない。
100%の商品価値を提供できない。
不安と戸惑いと申し訳なさしかない。
ゆえに、恋愛に対して消極的になってしまう。
この歳になるとなおさら。
恋愛→結婚という方程式を、言葉にせずともみんな抱えているしね。
そんな中で見たふたりの結婚会見、私には刺激が強すぎた。
しあわせが過ぎて、受け止めきれなかったのだ。
もう、火星を通り越して銀河系の外で起こっている出来事のようで。
すごく、すごく遠い世界だった。
だって、私には、一生体験できない出来事かもしれないもの。
だから、映像ではほとんど見ていない。
Twitterでのモーメント、テキストと写真で精一杯だった。
結婚を夢見るような年齢ではなくなったし、そういう相手を探そうと思えばこの地球上のどこか、ひとりくらいはいるかもしれないけど、そうまでして自分の弱さや脆さと向き合いたいかと言われれば、Noだ。
私はまだまだ、しあわせには遠い。
自分にやってくるしあわせを受け止めきれるのだろうか、とずっと考えていたんだけど、もう、受け止めるだけの自分に成長するしかないんだろうな。
成長ってしんどい。
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