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幸せの呪いをといて


小さい頃の話。

友達の友達に
なにかひどいことをしてしまい

その友達から

あさみちゃんみたいな人は

一生幸せになんかなれないんだから!

と、言われた。

これが幼心に結構ショックで

今でも忘れられず鮮明に覚えている。

かつ

あ、私は幸せになれない種類に人間なんだって

ほんのり悟った気持ちも忘れない。

もちろん、このせいだけじゃないけど

アラサーにもなって彼氏もおらず独身だし

看護師といえど派遣社員、フリーランスで
保障は何もないし

豪華なフレンチを食べるよりも

ネギレバをハイボールで流し込む方が好きという庶民派で

相変わらず、一般的な幸せからは遠い毎日を送っている。


けれど、この前、友達と話していた時に

いやー、あさみ氏(その友人は私をそう呼ぶ)が結婚というか
幸せになったら、私はとても嬉しいよ!

もし、結婚式やお祝いをしなくても

私は祝いたいから勝手にかけつけるもんね!!

と、言ってくれて泣きそうになった。

そうか。

私は祝福されていい人間だったんだ…!

ってことを思い出した。

長年、忘れてたことを思い出したりするから

大人ってたのしい。

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