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料理クソうま人間の思考 完全解説(妄想Ver.)

どうも、ナースあさみです。

友人のしりひとみのnoteを読んで

なるほど、そりゃそうだよな
と思うところが多々あったのでアンサーnoteを書きました。

自分でクソうまと言ってはみましたが、まぁ家事代行サービスで作り置きを作っていましたし

ご覧の通りの腕前なので、そこら辺はご容赦頂きたいと思います。

では…!!

と、思ったんですが。

わたし、もともと肉じゃがをおかずとして食べる習慣がないので
自宅で作ったことないんですよね(どーーーん)

そのため、妄想で参ります。
わたしもがんばるので、みなさんもがんばってください(?)

肉じゃがを作るよ

しりひとみは玉ねぎから剥いていましたが、わたしはお湯を沸かすところから始めます。

なにを置いても、まずはお湯。
冬場だと15分くらい
夏場でも10分はかかる工程だからです。

お湯を沸かしてるあいだに、絹さやのスジを取ります。
あとは、白滝とお肉の準備。
お肉は、冷蔵庫から出しておきましょう。

肉じゃが、野菜を煮たあとお肉を入れて一緒に煮たら出来上がり!でもいいんですが、わたしはお肉を入れたあとアクが出てくるのがイヤなんですね~

アクを取るときに、貴重なお肉もすくっちゃうことあるでしょ?
あれがストレスなの
お肉は、すべて胃の中におさめたい。
くわえて、なるだけおいしい状態にしたい。

なので、いったんお肉を湯通しします。

一見すると、手間が増えるように感じられるかもしれませんが、絹さやの下茹で+白滝のアク抜きと合同作業だと思えば、そんなに苦ではないのよ、わたしは。

まだお湯が沸かないので、じゃがいもを剥いていきます。

じゃがいもを剥いたあとにいれるボールは少し大きめなものを。
このあと、人参と玉ねぎも一緒にinするので。

じゃがいも、わたしはピーラーで剥くよりも包丁派です。

本家記事より引用①

しりひとみが、ここもピールしちゃうみたいな写真を載せてましたが

本家記事より引用② 人差し指と中指の腹の部分が心配すぎる

わたしはそれよりも、いやいやこっちのほうがピーリングのリスク高いやろ!と思いながら読んでました。

じゃがいもの芽も包丁の角でえぐっていきます。
ここは、えぐり倒したもん勝ちです。

1口大より少し大きめに切っていきます。

水を張ったボールにじゃがいもを入れて、余計なデンプンを落とします。

続いて、にんじん。
ピーラーで皮を剥いて、乱切りにします。
サイズは、じゃがいもより少し小さいくらい。
じゃがいもの上に重ねていれておきます。

続いて、玉ねぎ。

しりひとみは、上から順に玉ねぎの皮を剥いていましたが、わたしは包丁で切る派。

永沢君で言うところの、髪の毛の生え際あたりに真横に包丁をいれて、寸前のところでとめます。
そうすると、首の皮一枚で繋がった…ならぬ、玉ねぎの皮一枚で繋がった玉ねぎ状態になるはずです。

ここから手に持ち替えて、玉ねぎの皮を根っこに向かって下向きに剥いていきます。
上に切れ目をいれてあるので、爪や指を引っ掛けて剥きやすいはずなんです。

皮が向けたら根っこを落として、その部分をまな板の上におきます。
ちょうど、永沢君を真上から見ている状態ですね。
この状態で6等分に切っていきます。

サイズで言うと、じゃがいもより大きいくらい。

玉ねぎ>じゃがいも>にんじん
のサイズ感が、わたしは好みです。
煮ていくと、この順に溶けてしまうんですよね。
だから、初手を逆算しておく感覚でいます。

たまねぎは、にんじんの上にでもおいておきましょう。

おーっと!ここでお湯が沸きました。

湯がいたものをいれておくザルも用意しておきましょう。

沸いたお湯に塩と料理酒を入れます。
これはなんとなく、です。

まずは、絹さやから。
さっと鮮やかなグリーンになったらザルにあげます。

ちなみに、お客さんちで肉じゃがを作っていたときも、絹さやを一緒に煮ることはありませんでした。

みどりのお野菜って、煮るとのったりしたみどり色になって、そのうち茶色くなっちゃうから、おいしくなさそうにみえるんですよ。

それがイヤなので別茹で&別盛り派です。

続いて、白滝。
これも何も考えずに入れます。
ひと煮立ちしたら、ザルにあげて、はいおわり。

このあと、ここにお肉を入れることに対して抵抗感のある方もいるでしょうが、我々素人の舌では、「このお肉、白滝と同じ鍋で下茹でしたわね!」なーんてことはわからないので無問題です。

そんなこという輩には、自分で作って頂きましょう。

で!ここでポイントなのは、火を止めてからお肉を入れること。
ここでの目的は「アク抜き」
火を通すことじゃありません。

あとで、芋達とともに煮るのでここはサッとでいいのです。

ザルとかキッチンペーパーの上に置いておきます。
ちょっとピンクでも全然平気。
この状態で食べるわけじゃないので。

それよりも、お鍋のお湯を見てください。
濁ってます。
人間で言う必要ありませんが、垢をこすったあとのお風呂状態ですね。

もちろん、捨てます。

軽く洗って、また火にかけます。
次は、軽くサラダオイルをしいておきます。
野菜たちがお鍋にくっつくのを防ぐために。

鍋が温まったら、玉ねぎをいれて炒めます。
周りが半透明になったらにんじんを。

ここで、じゃがいもの入ったボールから水をきっておきましょう。
米とぎのときに水を捨てるような動作でできるはずです。
油がにんじんにもまわったら、じゃがいもをin。

焦げ目がつくまで炒める必要はありませんが、ここで油バリヤを作っておくと煮崩れしにくいのでは?と信じています。

そしたら、醤油とか水とかみりんとか、諸々の調味料をいれて煮ていきます。

しりひとみ記事では、落とし蓋にしてやられていましたが、わたしはどちらでもいいかな?と思っている派です。上のほうが煮えてなかったら、お玉で混ぜればいい。

ル・クルーゼやストウブなど、ちょっといいお鍋をもっている人はなおさら不要なはず。蓋をして煮るだけで無水鍋のようなはたらき=煮物であれば水面が上昇するので空気で落とし蓋をしているような状態を作り出せますからね。

わたしも持っているお鍋が無水鍋なので、蓋をして煮るだけですね。落とさなくて平気。

つぎに調味を。

個人的に甘い煮物が好みではないので、みりんや砂糖は控えめにして、最後に味を整えます。

甘さは、一度食材に浸透してしまうとなかなか出ていかないので(?)おおざっぱ星人のわたしも、ここは慎重です。
足りなかったらあとで足せばいい。

15分くらい煮ると、じゃがいもも、いい感じのはず。
ここでしらたきとお肉をいれてひと煮立ちさせたら、できあがり。

盛り付けのときに、絹さやを上にちょろりんとのせます。

妄想なのでわかりませんが、たぶん、おいしくできているはず。
よかった。

日々のご飯は、「分解・理解・再構築」の連続だから

いきなり話が抽象化して申し訳ないですが、分解・理解・再構築は、わたしの好きな理論のひとつ。

ちょっと難しいかもしれないけど、この記事とか良さげでした。

あとは、鋼の錬金術師ね

鋼の錬金術師を読めば、その辺りの概念が身近に感じられると思います。歴史が好きな人は、鉄砲伝来あたりを調べると合点がいくかも。

日本の食文化がこれだけバラエティに富んでるのも、この理論が生活に根付いているからじゃないか、なんて考えています。

じゃないと、たらこスパゲティとかバター醤油ポテトチップスなんて生まれてこないと思うんです。それぞれの料理の要素や調理工程を「分解」して、「理解」して、たらこと和えたらイケるんじゃないか、バター醤油のポテチを販売したら売れるんじゃないかと「再構築」する。


ここで、肉じゃがに話を戻しますよ。

今回は肉じゃがだけを(妄想で)作りましたが、夜ご飯に肉じゃがだけ作って許されるのはひとり暮らしの方だけじゃないでしょうか……

やっぱり、つまみも欲しいし副菜も欲しいしご飯もちょっと欲しいし、欲を言えば汁物も欲しい……

そうすると、肉じゃがの作り方を知っている&実践するだけじゃ不十分なこと、お分かりになるでしょうか。

くわえて、日々の生活のタスクも織り交ぜながら、そこそこおいしいものを仕上げないといけない。

肉じゃがタスクAの次、本来ならばタスクBにいきたいのに、副菜Aのタスクを組み込まないといけない。

と、思ったら子供部屋からすごい勢いの泣き声が!
なーーんてこと、お子様のいる家庭ならしょっちゅうあるんじゃないでしょうか……

これを上の分解・理解・再構築の理論に当てはめると、夜ご飯のタスクと日常生活のタスクを分解して、理解して(把握して)、再構築(突発的なことも含めて)しながら遂行していかないといけない。

だから
料理って
自炊って
たいへ~~~~ん!!!!
という人が多いのではと考えています。

これ、得意な人は得意だけど、苦手な人はとっっっっても苦手ですよね。
家事代行のお客さんを見てても、そりゃお金払って人に頼んだほうがみんなの平和のためだわ…って方がいました。

なので、次回(?)は

・豚のしょうが焼き
・ポテトサラダ
・お味噌汁
・ご飯

みたいに、定食メニュー的なものを1時間くらいで作る工程を分解・理解・再構築してみようと思います。

食べたいメニューや献立があれば、コメント欄にお寄せくださいね。


料理はね、イヤイヤやるよりも楽しく作ったほうがおいしいと思うの。
楽しくおいしく食べる人が、少しでも増えたらいいな。


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