「見た目で判断」はほどほどに。
「人は見た目が9割」とか、「人は見た目が100%」とか
本や漫画などのタイトルになるくらい当たり前に言われていること。
何%かはともかく、見た目が大事なのは間違いない。
私自身は「見た目は内面の一番外側」だと思っているので
見た目はすごく大切だと思っているし、重きを置いている。
それは顔の造形とかだけではなく
服を丁寧に着ているかとか、清潔感だとかそういったことも多いに含んだ意味で。
だけど人は、当然ながら・・・
うっかり服にコーヒーをこぼして汚れたまま過ごす日もあるし
すごく辛いことが重なって笑顔が綺麗に作れないときもある。
仕事が激務で、肌がボロボロのときだってあるし
見た目と外見のバランスに悩んで、服がなんだか
ちぐはぐになってる時期だってある。
人にはいろんなタイミングがあって
当然、見た目だけで「この人はこういう人」なんて判断はできない。
見た目はひとつの要素だけれど、決して全てではない。
自分自身は、いつどうジャッジされてもいいように
身綺麗にしていたいし、好感をもたれる、
かつ自分も居心地がいい服やヘアメイクを選びたいと思っている。
だけど・・・
見た目だけで人をジャッジするのは
あんまりしないように心がけている。
それは別にいい人ぶりたいとかではなくて
単純に私がそれをされるのがすごく嫌いだから。
ピンクの服を着ているだけで過剰に
「女の子って感じ〜」「彼氏切らしたことなさそうだね」みたいに言ってくる人や
男っぽい服装をしているだけで「おしゃれや恋愛に興味がない」とジャッジされるたこと。
色が白いという理由で「元気がない、陰気な子」という謎のレッテルを張ってくる人。
ちょっと露出の高い服を着ただけで「遊んでる女」とジャッジしてくるようなそれと同じで、不快極まりない。
上記の例えは、全部私の経験だけれど、もしかしたら容姿にコンプレックスたっぷりだからこそ、私のほうこそ過剰に反応し、しっかりと覚えているのかもしれにない。
でも
それでもやっぱり「見た目で勝手なジャッジをされる」というのは私にとって時にとても不快なことがある。
見た目は、判断材料のひとつ。
TPOによっては、それが全てと捉えられることもある。
だけど、やっぱり見た目の先にあるその人を知ろうと思いたいし、思われたい。
見た目から、何を思うのかは人の勝手だけれど。
ポジティブな言葉ならもちろん大歓迎だけれど、そうじゃないなら相手にそれを言う必要はない。
マウンティングしているようで、それは「私は小さい人間です」と宣言しているのと同じだから。
野球帽をかぶっていた時の私だって美容に興味はあったし、髪を巻いてピンクのリップをしてる私だってその辺の20代の男性よりも仕事に燃えてた。
そういう私を知って欲しいと思うのはわがままなんだろうか。
でも、そんな想いを持ってしまう私だから、人をみるときも「見た目の先」のその人を知ってみたいと思ったりする。
さあ、あなたはどんな人?
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?