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私の好きな映画~二度観必至の『RRR』『ミッション:インポッシブル』

(※映画のネタバレはないです。)

昨年から、映画館に行くのがちょっとしたマイブームです。
子どものころは、金曜ロードショーと、今はもう終わってしまった日曜洋画劇場をほぼ毎週みていたので、映画はいずれテレビで放送してくれるものと思っていました。流行に乗らなくても良かったので、映画館に行く理由が自分の中ではあまり見つけられなかった。

それが、コロナ禍でなかなか娯楽のために出かけることが叶わなかった時期に、映画だったら別に鑑賞中おしゃべりするわけでもないし、換気だってちゃんとされているんだから、感染リスクめっちゃ低くない? ということで、外出欲をちょうどよく満たしてくれるものとして映画館に行き始めたら、テレビとは比べ物にならない迫力。非日常空間!

音楽とかCGとか、迫力あるシーンや脚本で魅せてくれる映画もけっこうあることに気づき、わざわざ足を運んでお金払ってでも映画館で観たい作品が出てきました。
しかも私の行きつけの映画館は、音響機材にこだわりがあって、没入感が半端でない。素晴らしいことです。映画のチケットも物価高騰の例にもれず値上がりしているけれど、数ある娯楽の中ではまだ安上がりなほうだと思うので、映画館を応援する意味でも足しげく通いたいなぁ。

で、最近立て続けに見たのが、タイトルにある『RRR』と『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』。あのですね、これはまじで映画館で観たほうがいいですよ。『RRR』は179分、『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』は163分と、どちらも超大作だけど、時間忘れてめっちゃ魅入った。
昔『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』(2008年、166分)を映画館で観たとき、後半トイレに行きたいのを我慢しながらだったせいで話が入ってこなかったという悲しい記憶を持っている私は、『RRR』をインターバル上映している(途中で休憩が入る)ところに観に行ったんですけど、休憩がじれったいくらい本当におもしろかった。
なんなら『ミッション:インポッシブル』のほうは、見終わるまでPART ONEって表示を見落としていて、てっきり解決まで行くものだと……あの後もう160分映画が続いてたとしても全然いい! と思えるくらいおもしろかった。PART TWOやる前にもう一回上映してくれませんかね。

もともと私は、いちばん好きな映画が『ジュラシック・パーク』シリーズで、『ボルケーノ』『デイ・アフター・トゥモロー』『ザ・コア』などのパニック系映画(と言っていいのかな?)が大好きなんです。いざという時に試される人間性、大義のための自己犠牲、そんなんありかよおまえ死ぬぞ! みたいな展開からの起死回生、危機一髪からの逆転劇とかもう大好物なんですよね。

現実にひきつけたら、『RRR』の主役二人なんか突っ込みどころは満載だと思うんだけどそんなの関係ない。こういうアクションで魅せるシーンが多い作品なら特に、人間離れしているくらいでいいのですよ。それを演じる俳優さんの凄まじさに感服する。ヒーローたちの喜怒哀楽を感じて、笑って泣いて、あーかっこよかった! すごかった! で十分です。

どちらもハラハラしすぎて超楽しかったので、もう一回観に行きます。
『RRR』は昨年10月公開だったので、上映終了している映画館もちらほらあるのですが、なんと7月28日から日本語吹き替えの上映が始まります。再見はもちろん、見逃した方もこの機会にぜひ!


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