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美味しく飲んで、意識せずいつの間にか健康に。カテゴリー・クリエイターへの挑戦 Vol.184

改めて、今後も主力商品であるウォーターサーバータイプの拡販に努めさせていただきますので、何卒よろしくお願い申し上げます。

と、前回言ったものの、プレミアムウォーターからのお仕事が一気に無くなってしまったボトル容器屋さんが、急に収縮タイプのボトルの製造を止めると言ってきたことに対処せねば、サプリメント in ウォーター MCMのめぐみに今後も何もあったものではない。

さて、どうしよう。
プレミアム大暴れのおかげで、思ってもいなかった、とんだとばっちりが訪れてきたもんである。

取り敢えず、容器屋には1年間超分の在庫は確保させた。これから他の容器の各ルートと交渉していくしかないが、既に或る程度の渡りは付いた。まぁ、なんとかなるだろう。


そんな最中、またまたまた驚きの出来事。
2024年4月22日、「サントリー天然水宅配サービス 終了のお知らせ」がサントリーのウォーターサーバーのサイトに掲載されたのだ。

お水の提供は来年2025年11月末迄、ウォーターサーバー返還は再来年2026年2月末迄の予定だそうだ。

以前、Vol.177で、突然の『新規お申し込み』の一時停止について取り上げたが、あんまりちゃんとは覚えていないが2024年1月くらいのことではなかったかと思う。それから数ヶ月でのサービス終了。
「再開時期は未定となりますので、誠に勝手ながら資料請求につきましても受付を停止させていただきます」といったものだった為、すっかりヤル気無しになったってことだろうと書いたが、やはりそうだったのか。

今回のリリースによれば、サービス終了の理由とはこうだ。
「昨今の原材料市況高騰による製造原価の悪化、物流コストの大幅な悪化等も相まって、サービス品質の維持・向上を含む事業の継続が難しいとの判断に至りました」

つまり、商品の製造原価、燃料費などの運搬コスト、そして人件費、それら全てが「ウォーターサーバーなんかやってられん」とプレッシャーを与えたと言うことか。
サントリーのウォーターサーバー事業では、自社配送なのだが、ま、サントリーの本丸は卸売りだから、異質な事業セグメントと言えるのだろうね。もういいよと切り捨てられちゃった訳だ。

プレミアムウォーターは自社工場での生産集中と、容器や物流の内製化による効率化を進めると同時に、天然水価格の値上げによって利益率向上を図る。
一方で、飲料水最大手のサントリーは、最早ウォーターサーバー業界に見切りを付けた。
いきなり減少することはなく、ウォーターサーバーの設置はこれからも増えていくであろうけれども、恐らく緩やかなものになっていくのではなかろうか。
その中で価格優位性くらいしか勝負どころがない天然水メーカーは、コストアップの圧に突き上げられつつも、一番手のプレミアムウォーターの傘の下で値上げもままならず、大変厳しいことになっていくに違いない。

となれば、選択肢は撤退か市場の食い合いだ。
ウォーターサーバー業界も淘汰の時代がやってきた感がある。


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