私になるまで13

大学生となり。家から遠く離れ暮らすようになって、初めての○○が増える。そして趣味へと繋がる。 その中で印象深い初めての○○は登山だった。

ある日友達に、「ちか今度の日曜日、友達とピクニックに行くけど、一緒に行かへん?」誘われれば行くって友達は確信して聞いてきた。もちろん、返事はOK!

ってことで友達と、友達の友達数人とピクニックに行く。ちょっと人見知り発動…最初はあんまり話す事もなく、電車に揺られ、着いたら、めちゃくちゃ険しい山道が待っていた。そこは比叡山の登山口。底知れね不安が、過ぎった。ピクニックに行くと聞いて軽装で来た私。

でも来た以上やる!友達の友達は同じ学科の遅刻常習犯で顔だけは知っていた。アウトドアに慣れた子らしくて。一番歩くのが遅い私をさきに登らせてみんなが私のペースに合わせ登っていくすれ違っていく登山者に「こんにちはぁ」と声をかけられるが、息切れして、答えられない。頂上まであと少し。もう膝は笑っていた。そこで一時休憩。みんなと同じ事をやることで人見知りは消えて雑談。「ピクニックに行くって山の中歩くなんて」って言う私に「1人足らんかったん。だから。愛誘ったん。」友達の友達は少し申し訳なさそうに、「まぁ楽しもう。山の空気吸って緑の中を行けば嫌なことも忘れる」頂上まであと少し。」重い足を引ずり歩く。私のペースに合わせゆっくり確実に!

あった

山頂の印を見た時は、感激した。こうして新たな出会いがあり、彼女とは今も繋がっている。

しかし、今の私では考えられない経験だったそれから彼女とは奈良に、写生に行った。とても絵が上手い子だと知り、私もこんな絵が描けたらなぁって思ったのを今も覚えている。

現在私は、趣味程度の絵を描くそのルーツは、ここにあり!



今はまだ修行中の身ですが、いつの日か本にしたいという夢を持っています。まだまだ未熟な文章ですがサポートして頂けたら嬉しいです。