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株 デイトレードのコツ その2

株は 上がったら下がり 下がったら上がる

株価は上下動を繰り返しながら推移します。大雑把に言えば、上がったら下がり、下がったら上がり、を繰り返しながら上昇したり下降したりします。

そう聞くと、下がったときに買えばあとは必ず上がるんのだから簡単に儲けられる気がしますが、「下がったら上がる」といっても、必ず下がった分と同じだけ上がるわけではありません。少しだけ上がってまた大きく下がる、を繰り返してグングン下がり、そのまま上がってこない銘柄も多数あります。恐ろしやw。


上下動を繰り返しながら推移する様子。
よく見ると大きな上下動の中にも小さな上下動がある。


そして、デイトレではこの上下動の幅が大きければ大きいほど利益が膨らみます。また、上下動の回数が多いほどそのチャンスが増えます。



狙いは 上昇傾向にある 上下動が大きい 銘柄

ボクが得意としているのはリバウンドを基調としたやり方です。リバウンドを制する者はゲームを制する、って誰かが言ってました(違。

まずは情報サイトや証券会社のサイトなどを利用してその日人気が集まる銘柄を絞り込みましょう。そして、人気があって上昇傾向にある銘柄(上がり易い)の、リバウンド(上がり易い)を狙うことで、上がり易さのダブルアップ効果を得ることができます。知らんけど。


具体的には以下の手順です。

1) 寄り前に情報収集を行い、その日値上がりしそうな銘柄をいくつかピックアップする。
2) 寄り付いたら、ピックアップした銘柄のチャートを監視し、上下動しながら推移している銘柄を探し、リバウンドし始めたところで買いを入れる。
3) 下がる前、もしくは下がり始めたらすぐに売る。
4) 売り抜けたら別の銘柄のチェックに移る。以後これの繰り返し。

リバウンドし始めたところで買い注文を入れ(緑丸)、 値下がりする前に売り抜ける


* なお、なにか事件が起きたりすると急激に値が下がっていきます。こんな時はひたすら下がるのでリバウンドを狙うことはあまりお勧めしません。狙えなくもないですが、急激に下がるので非常にリスクが高まります。取引中はチャートだけではなくニュースにも気を配り続け、値が不自然なほど急激に動いたら何か起きてないか確認するようにしましょう。



このリバウンド大作戦には、いくつかの弱点があります。

・なだらかに上がり続けたり下がり続ける銘柄には弱いです。
・リバウンドすると見せかけて落ちていくフェイクに騙される危険性があります。
・チャート監視のために貼り付く必要があります。


このようになだらかに推移する展開には弱いです。買いや売りを入れるタイミングがチャートだけではなかなか見えてきません。

最近、株とは全く関係ないグラフを見て、「あ、この動きなら確実に利益出せる!!」と考えるようになってしまいました。病気ですw。


もちろん、「今日はこの銘柄が確実に上がる!!」という自信がある場合はリバウンド作戦に頼ることなく、低いうちに買っておいて十分上がってから売りましょう。



一番気を付けたいのはフェイクです。リバウンドすると見せかけて、上がらずに落ちていくことがよくあります。

緑の丸で囲った部分、リバウンドして上昇するように見えるのですが、すぐまた下降しています。こんな状況でも、値下がりに転じる前に素早く売れば多少なりとも利益は出ますが、あっという間に下げに転じるので注意が必要です。

このような罠はまらぬよう、買ったら素早く売り抜けるか、もしくはリバウンドをしっかり確認してから買いましょう。もし値下がりに巻き込まれてしまったら躊躇なく損切りし、気持ちを切り替えて次の銘柄探しに旅立ちましょう。

なお、始値付近や終値付近では値動きが荒くなるので要注意です。その荒い値動きを利用する方法もありますが、それはまた別の機会に。



ちなみに、このやり方を利用すれば下降傾向にある銘柄でも利益を出すことが可能です。

その日下降傾向の銘柄でも、人気がある銘柄などは上下動を繰り返しながら下がっていくので、そのリバウンドを狙って利益を出せます。

ただし、下降傾向にある銘柄は下がり始めるタイミングが速くなることが多いので、素早く売り抜けることを意識しましょう。



* 今回載せている画像は、解説のために動きが分かりやすいチャートをわざわざ探し出して利用しています。実際はここまで明確な動きではないことや、リバウンドによる上昇が小さくてすぐ下がることもよくあります。

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