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弁護士|企業法務やってます 都内事務所勤務→アメリカ留学(2021.7~2023.7) アウトプット用に。 https://twitter.com/asap_r

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LLM留学のスケジュール(総論・都度更新)

はじめに留学(アメリカ留学)までのおおざっぱなスケジュールを書き出してみようと思ってざっと書き出してみたら、(僕にしては)結構な反響をいただきました。 やっぱり大きなスケジュールって気になるところで、随時更新という形で、僕(と妻)がやったことをこの記事にまとめていければなと思っています。 2021年3月以降を中心に更新(7月25日)。引用ボックスに全部まとめた方がわかりやすいとの指摘を受けましたので、3月以降はまとめてみました。ここからは、現地よりお送りします。 関連記事

    • 留学中の確定申告(Tax Return)について

      確定申告(Tax Return)については、ロースクール等への留学中は基本的に無収入なのであまり気にしないと思いますが、OPT期間中に研修先から給料をもらう場合は年明けに確定申告行う必要が出てきます。人によっては、現地の税理士に依頼する方もいるでしょうが(特に、留学中も日本での収入があったりしてなんだか処理が複雑そうな人など)、自分で確定申告したい人に向けて、私の知っている情報を書いておこうと思います。私は税務は完全に素人なので、中身には立ち入らず、最低限の情報だけを記します

      • (2023年6月追記) ニューヨーク州弁護士登録手続について (各種試験、書類、手続)

        NY Bar Examに合格したら、今度は弁護士登録の手続がやってきます。最近、ようやくニューヨーク州弁護士登録の手続がひと段落したので(まだ終わっていないので、ちょくちょく追記しようと思いますが)、体験をまとめようと思います。  今年のニューヨーク(というかマンハッタン)は信じられないくらい暖冬で、「ニューヨークの冬は寒いよ!」という話を聞いて買った防寒具があんまり活躍していません。。  ちなみに、ヘッダーの写真はマンハッタンのチェルシーマーケット。アメリカにしては珍しく(

        • ニューヨーク州司法試験(NY Bar Exam)の対策と感想(2022年7月受験)

          去る2022年7月26日と27日に、ニューヨーク州司法試験を受けてきました。世間的には、某KK氏も受験(かつ合格)した試験だったので、例年よりも関心は高かったように思いますが、我々LLM受験生としても、コロナ後の初の7月のin person試験でした(コロナ中はオンライン試験)。この記事では、最新の情報を共有することを目的として、ゆるっと書いていこうと思います。  カバー写真は受験後に見に行った自由の女神。あいにく曇りでした。 ニューヨーク州司法試験に関する私の他の記事はこ

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        LLM留学のスケジュール(総論・都度更新)

        • 留学中の確定申告(Tax Return)について

        • (2023年6月追記) ニューヨーク州弁護士登録手続について (各種試験、書類、手続)

        • ニューヨーク州司法試験(NY Bar Exam)の対策と感想(2022年7月受験)

          (2023年5月追記) 留学中の英語お助けツール+英語の勉強

          今年の夏/秋から留学される方向けに、使ってみて便利だと感じたツールと、その他の学習用教材等を紹介しようと思います。留学の大きな目的は英語力向上なので、特にDeepL Translatorなどは使いすぎると目的が達成できないことになってしまいそうですが、"適量"使う分にはとても便利で、学習の効率化を図れると思います。  カバー画像はロサンゼルスの夜景 from グリフィス天文台です。とても綺麗でしたが、むしろ、大都会ロサンゼルスに高層ビルがあまりないことへの驚きの方を覚えていま

          (2023年5月追記) 留学中の英語お助けツール+英語の勉強

          ニューヨーク州司法試験 (NY Bar Exam) ― UBEのApplication

          ロースクールの卒業が近づく4月、ニューヨーク州司法試験 (NY Bar Exam) のApplicationが(正確には、UBE: Uniform Bar ExaminationのApplicationが)スタートします。やってみると全然難しくないのですが、僕はやってみるまで何をすればよいのか結構不安だったので、やったことを書き記しておきます。 なお、NY Bar(そういえば、司法試験はBar examっていうハズですけど、なんか慣例的にbarって言うと司法試験のことを指す

          ニューヨーク州司法試験 (NY Bar Exam) ― UBEのApplication

          OPT申請について

          留学前、既にLLM留学された先輩方のブログを拝見して色々と予習していったのですが、OPT申請のことについて書かれているものはあまりないことに気づきました。おそらく、英語で書かれた一次ソースで十分なのだろうと思いますし、実際に僕もそのようにしました。しかし、日本語の情報がないよりはあった方がよいと思いますので、2022年現在の僕の体験談を記しておこうと思います。  僕の体験談ですので、あくまでもLLM留学・F-1ビザのことについてのみです(F-2その他については記載していません

          OPT申請について

          リーガルライティングに関する実験的覚書

          序 米国ロースクール (LL.M.) の授業ではいくつか必修科目があって、おそらくどのロースクールにいっても一部はだいたい同じような内容の授業を受けることになります。今回は、Legal Research and Writingという必修科目の中で習ったリーガルライティングのお作法のうち、「へ~」と思ったことや、意識していきたいことを備忘がてらまとめたいと思います。「実験的」とした理由は最後のお楽しみです!(多分バレバレ)  具体的には、I. 予測可能性を高めるための方法と、

          リーガルライティングに関する実験的覚書

          渡米前に知っておけばよかったこと(2023年7月更新)

          凝ることもせずにまた留学ネタですが、今回は"知識"(というほどのことでもない)として知っておきさえすればつらい思いをしなかったのにな……ということと、これやって本当によかった~ということを書き残しておこうと思います。ご存じの方には本当に「何当たり前のことを書いているんだ?」だと思うのですが、僕はこれすら知らずに渡米したということで、恥をさらして記録にしようかなと……なお、僕は西海岸在住なので、もしかしたらアメリカの別の地域だと違うかもです。 →2022年9月30日追記: 服装

          渡米前に知っておけばよかったこと(2023年7月更新)

          "Ambiguity"について

          前回、英文契約書におけるshallについて備忘録的にまとめてみました。 (留学当初は1か月1記事投稿できたらいいな~と思っていたのですが、11月からだんだんとpaperの課題が忙しくなり、12月は期末テスト期間に入ったので、ブログを書く気持ちの余裕が全然ありませんでした。勉強以外のやりたいことも多くあるため、留学生活、思ったより忙しいです。) 今回は、同じく英文契約の文脈で、"ambiguity"について書いてみます。というのも、授業や自習の中で、いくつかのambigui

          "Ambiguity"について

          英文契約書における"shall"について

          既に有名な話かもしれませんが、英文契約書における一つの終わりなき論争として、"shall"に関する論争があります。この論争に関して、2つの面白い記事を教わりましたので、僕のための備忘も兼ねて、簡単に紹介できればと思います。(記事だけだと味気ないので、いくつかの手元書籍も併せて紹介できれば!) 1.完全廃止説一つ目の説が、「"Shall"完全廃止説」です。Bryan A. Garnerが唱えている説で、要は、「契約文書においては"shall"を使ってはならない、なぜならば、"

          英文契約書における"shall"について

          渡米直後にやったことまとめ(2023年7月更新)

          アメリカ(カリフォルニア)にやってきました元々、このnoteを始めたのは「留学したら暇な時間が増えるだろうから、書き物欲(今作った造語)も湧いてくるでしょう(といいな)」という希望的観測からだったのですが、全然時間がない。  気づけば1か月以上が経過していました。 元々ブログ自体久しぶりですし、リハビリを兼ねて、渡米してからやったことをざくっとまとめようと思います。今後留学される方のご参考になれば……! なお、現時点での私の感想にとどまるものなので、正確性はご容赦ください。

          渡米直後にやったことまとめ(2023年7月更新)