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渡米前に知っておけばよかったこと(2023年7月更新)

凝ることもせずにまた留学ネタですが、今回は"知識"(というほどのことでもない)として知っておきさえすればつらい思いをしなかったのにな……ということと、これやって本当によかった~ということを書き残しておこうと思います。ご存じの方には本当に「何当たり前のことを書いているんだ?」だと思うのですが、僕はこれすら知らずに渡米したということで、恥をさらして記録にしようかなと……なお、僕は西海岸在住なので、もしかしたらアメリカの別の地域だと違うかもです。
→2022年9月30日追記: 服装に関してはニューヨークだとオシャレに気を遣わないとな〜って感じがします笑
→2023年7月追記: あいさつシリーズということで Nice to meet youに触れました

(カバー写真はSan Diegoの沖合で見つけたアシカ?です。ホエールウォッチングそっちのけで写真撮ってしまいました。かわいかったです。)

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How are you?に意味なんてない

"How are you?"  "I'm fine, thank you!"

よく批判されてるやつ

実際、How are you?は死ぬほど聞く表現です(なお、I'm fineはあまり聞いたことがないです)。iPhone辞書によると「知り合い同士で近況を尋ねる丁寧な型通りのあいさつ」とあります。しかし、これだけだと勘違いします。実際は知り合い同士のコミュニケーションに限らず、
・お店に入ると店員から言われる場合
・会計時にレジに並ぶと言われる場合
・初対面の会話の最初に言われる場合
などで使用されています。
 日本語における「いらっしゃいませ」「おつかれさまです」に近いんじゃないかと、最近は思っています。つまり、意味なんてなく、コミュニケーションのスタートを示す表現として使われている。
 実際の会話を聞いてみると、上記3つの場合などは、"How are you?" "Ah, how are you?"みたいなこともありました(ここまでくると完全にあいさつ)。日本でも、「おつかれさまです」に対しては、「おつかれさまです」って返しますよね。
 なので、現地でいきなり店員からHow are you?って聞かれたときに、すげえ、フレンドリーだ…!と思って詳細に答える必要は全くなくて、Good, thank you!とだけ返すか、Good, how are you?と返せばよさそう(相手も特にGood/Greatとかの紋切り型以外の返答を期待していない)。僕は本当に最初ビビっていたので、店員からのHow are you?は本当に恐怖でした(頼むから話しかけてくれるなと思っていた)。今は、適当にgoodとかgreatとか、テンション低いときは何らかの音(あーとかやーとかそういう)だけを言うとかしていて、テンション高いときは加えてhow are you?と返しています。
 なお、How are you?からのスーパー雑談タイムを繰り広げてくる店員さんもいます。(というか別にHow are you?とかなくてもフツーに見知らぬ人に雑談を振られることもあります。)これはカリフォルニアムーブかと思っていたのですが、東海岸在住の友人sも同じことを言っていたので、まあそういうことみたいです。
 有名な動画ではありますが、以下の動画は結構リアルなところを説明していると思います。

How are you?ネイティブの返し方!I'm fineなんて言わない? - YouTube

Nice to meet you! とGood to see you (again)! の違い

これは単純に僕の無知を告白することになるのですが、 Nice to meet youは初めましての挨拶、Good to see you (again)は二回目以降の挨拶です。留学生活ではソーシャルイベントも多いため、使う機会はかなり多いと思います。初めて会った人にはちゃんとmeetを使いたいですし、二回目以降の人にはあなたのことを覚えているよ!アピールも兼ねてseeを使いたいところです。

レジ袋要りますか?って言ってる

"Would you like a bag?"
"Do you need a bag?"

だいたいこれ

お店で会計を済ませると、大体店員さんから早口の謎言語で尋ねられます。だいたいは「レジ袋要りますか?」です。日本語での「いらっしゃいませ」が「らっしゃーせー」になるように、大体の店員さんはその人独自の「レジ袋要りますか?」を放ってきます。僕はこれがWould you like a bag?であることに気づくまでになんどか試行回数が必要で、最寄りのスーパーのレジで少し恥ずかしい思いをしました。これも知っておけば確かにbagのことを聞いているのかそうじゃないのかくらいは分かるので、知っておけばよかったな~と思います。

結局現地で発行されたデビットカードかクレジットカードは必要

スケジュールの記事に書いたとおり、基本的には日本で発行したカード(今まで使っていた日本円クレジットカードや、Prestiaのドル建てデビットカード)で生活できるのですが(為替手数料の問題があるので、急激な為替変動が起こらない限り、ドル建ての方がオトクです)、一部、これらのカードが使えない場面があります。僕の場合、最も多く遭遇するのはガソリンスタンドで、現地発行のカード(前の記事の中だとUnion Bankのカード)しか使えません。あとは、ネット決済系(カフェとかでも、席でスマホ決済するやつとか)ではじかれることがあります。なので、やっぱり、一枚はアメリカ国内で作ったカードを持っておいた方がいい、と思います。一番最初にガソリンスタンドでカードが全然承認されなかったときは焦りました。

もう全部パーカー+ジーンズとスニーカーでいいよ(CA限定)

ファッションについては日本の比じゃないくらいパーカーが幅をきかせていますし、あまり選択肢がない感じがします(これについては僕が頑張って探していないだけかもしれない)。理由はよくわからないのですが(本当にわからない)、個人的には機能性重視とか、人からどう見られるか気にしない人が多いとか、服じゃなくて肉体美の方が重視されているとか、そういう理由なんじゃないかと思ってます。靴は基本スニーカーですね。
 服はもう全部パーカーとジーンズとスニーカーだけ買って回していけばよくて、日本からたくさん持っていく必要はないと思います。実際、洗濯機の出力とか(お湯の温度とか)洗剤の強さとかで、日本の服が果たしてアメリカを生き抜くことができるのか、怪しいです。
(女性モノについては詳しくないのですが、妻が「スカートとワンピースが全然売ってない」と嘆いていましたので、情報共有まで。)
(9月30日追記) ……というのがカリフォルニアでの感想だったんですが、ニューヨークは気温が季節で全然変わるみたいですし、そもそもみんな結構オシャレなので、パーカーだけだと厳しいです。笑


思いつきで書いた内容でしたが、このあたりで、終わろうと思います。おつかれさまでした。

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