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ゴールデンウィーク、終わりました。

4月29日は仕事で休めなかったのですが、5月1日から本日5日までの5日間はおかげさまでお休みいただきました。どうせ引きこもりの5日間だと思っていたので料理ぐらいはしようかと思っていたのに、予想以上に持ち帰った仕事が積み上がっていて、しかも、今もってまだ全部終わっていないので、結局まともに料理すらいたしませんでした。別に得意料理があるわけではありませんが・・・。

今日は料理の話をしたいのです。

社会人になって何年も一人暮らしをしていれば得意料理のひとつやふたつはあってもいいと思うのですが、ふと気づくと、実に私にそれはなかったのです。インドカレーは時々作っていますが、得意というほどでもないし、あ、まあまあ本格的なので心に余裕がないと作る気になりません。それで今年は奮起して、得意料理を持とうと決めたんです。

いろいろと万能な「挽肉」を使った料理が良かろう、と。

何にしようか考えに考えて、人に得意な料理は何?と聞かれたら「ガパオライス」って答えよう!と決めたんです。実際ガパオは大好きだし、挽肉は万能だし、私の大好きな野菜はピーマンと玉葱で(次になすとセロリ、カリフラワーと続く)、これを自宅で美味しく作って食べられたらわざわざUberしなくてもいいわけです。

ガパオライスに明け暮れた1ヶ月。

2021年2月はそういうわけで暇さえあればガパオライスに取り組む日々でした。基本的に鶏の挽肉を使用するわけですが、たまに豚挽肉をブレンドしてみたり、または豚と牛の合挽きにしてみたり、豆板醤を入れてみたりやめてみたり・・。まあ言ってみれば得意料理を創造する訓練月間だったわけですね。おかげで普通に自分が食せるくらいの代物にはなってくれました。でも気づいたんです。

ガパオライスって一般的じゃないよね?

そう!保守的な日本人が好きな食べ物でガパオライスはなかなか上がってこない。いや別に個人的な得意料理の話でそんなこと関係ないんだけど、でも、じゃあ、もう少し一般的、というか、誰が聞いても「それ、いいね」と言ってくれそうな料理を得意料理に加えてみようか、と考えた4月の終わり。その少し前にお友達といただいた美味しいイタリアンのランチコース、選択するパスタメニューのひとつにあった“Tagliatelle al Ragù alla Bolognese”を思い出したのです。

そうです、いわゆる“スパゲッティミートソース”です。

メニューにあったのはタリアテッレというちょっとした太麺。もちもち食感が苦手な私は、タリアテッレとかフェットチーネとか太麺には食指が動かないので、あえてソースが絡まりにくい細麺でトライする得意料理の二品目、スパゲッティミートソース。そういえば通りがいいし、苦手な人もほとんどいなかろう。そしていろいろ万能な挽肉も使ってる。

そもそも、ミートソースにはいろいろな思い出があるのである

・・ってなんだよ、それ?と思われるかもしれないのですが、なぜかミートソースに纏わるエピが結構ありまして、その中でも最も新しいものは、オンラインでしか交流していないけど、尊敬する料理上手のお友達が、手作りのミートソースを送ってくれたこと。しかも、私その時ちょうど体調が悪くて凹んでいたせいもあり、涙が出るほど嬉しくて、ひとくち食べた時の美味しかったこと。あの感動は今でも忘れられないのです。

とまあ、そんな感じでわりと思い入れの強い、ボロネーゼを得意料理とするための特訓をする予定だった連休だったのに、結局終わってしまって全然できませんでしたとさ。

写真は4月末に作ってみたラグー・アラ・ボロニェーゼのスパゲッティ。野菜の切り方が雑で猛省中。味はまあまあってとこですかね。

とにかく微塵切りが面倒な料理ですよね。

簡単そうに見えるのに。
それにミートソースはトマトが多めの料理なのかもしれませんが、ラグーは肉が多めの挽肉料理ですね、そこが気に入ってしまいました。頑張って作ってみるとガパオライスよりもなぜか達成感があります。でも甲乙付け難い美味しい料理だと思います。人様に作っていただけたらさらに美味しくいただけるのでしょうね(実証済み)。

週末はまたラグーにトライします。


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