あさや

既婚、女性、2人の男児育児中、お絵描きマン、オタク、猫、映画、職歴が多い、元SE、元ア…

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既婚、女性、2人の男児育児中、お絵描きマン、オタク、猫、映画、職歴が多い、元SE、元アパレル、元コスプレイヤー、皆のママ、多趣味

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東武動物公園に行ったよ

    • 中学生の私がクラスのいじめを無くした話

      私の通う中学校は地域でも一番大きなマンモス校で、校舎は東西に広がる4階建てのものが2棟建っていた。 学年におよそ300人もの生徒がおり、8クラスもあった。 それだけ人数がいて、さらに地域でも有名な治安の悪い学校でもあった。 まず各クラス約40人の中に、不登校が平均して3人。内二人はグレて学校にこないか、来ても教室に入らないタイプ、内一人は消極的理由で不登校といった内訳だ。 更に登校はしているものの、いじめの標的になるような生徒が各クラス一人か二人配置されていた。上手い事分け

      • かつて親友が居た。

        黒崎と初めて出会ったのは小学校6年生の学習塾でのことだ。 塾こそ同じだったが、別の小学校に通う黒崎は、縦ロールのツインテールを振り乱していつもふざけ回る生意気なガキだった。 黒崎と喋るようになったのはいつだったか。 授業が始まる前の教室では、だいたい同じ学校の子同士でつるんでいる中で、一人でノートに絵を描いていたかしていた私に、黒崎から話しかけてきた気がする。 同じオタクの匂いを感じ取ってくれたらしい黒崎と私はすぐに仲良くなったんだっけ。 世のすべてを達観し「悟りを開い

        • 小学生の私がキレちらかす同級生を泣かせた話

          小学生の私がキレちらかす同級生を泣かせた話 私は相手を「周りの評価」で評価しない。 生まれ持ったこだわりのようなものかもしれない。 何となく思うのは、4歳児の「なぁぜなぁぜ」を、周りの大人が誰も相手にしなかった結果、そのまま自分で解決する方向に成長したんだと思う。 子どものころ、お調子者でどちらかというと人の真ん中にいる方だった。 自然と囲まれる、というよりは「大きな声を出して来てもらう」だったように思う。今もかもしれない。 他の「人の真ん中」に居る人にあこがれて嫉妬して

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          最悪のクズ野郎と約2年付き合っていた話

          最悪のクズ男と約2年付き合っていた話 これを書いている今は、喧嘩もするし仲もいい気の合う夫との間に二人の子供がいるが、始終胸糞が悪い話をする。 フェイクを混ぜるぞ。 始まり。 始まりは高校を卒業した後に入学したとある専門学校の入学初日。 入学式が終わり教室には30人ほどの生徒が着席していた。 中には同じ高校から進学したであろう二人組が会話してる事もあったが、ほとんどが初対面で教室は比較的静かだった。 見渡すと若干男子の方が多かったように思う。 出席番号順に並んだ席の後ろ

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          #うちには猫がいた。

           #うちには猫がいた。    うちには猫がいた。名前はマリリン。昭和生まれの私がまだ一歳になるより前にうちに来た、私の魂の片割れ。  それより前居た猫が死んでしまい、世話をしていた母は「もう生き物は飼わない」と言っていた所、自宅の一階で自営業をしていた父の客が「貰ってよ」と連れてきたのがマリリンだった。  マリリンはシャムネコを長毛にした種類のヒマラヤンという種類の猫のメスで、力加減の分からない私から逃げることなくいつもそばにいた。  近所に子供の少なかった私の遊び相手だった

          #うちには猫がいた。