新潟アルビレックスRCとは?

2020年11月7日、14日の2週にかけて新潟アルビレックスランニングクラブの嶋津 航様から講義をして頂きました。

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〇プロフィール                           新潟アルビレックスRCは、2005年に発足した日本で初めての陸上競技クラブです。競技推進事業、地域スポーツ普及事業、企画・広報運営事業、健康運動普及事業など様々な分野の業務を行っています。競技推進事業では競技大会出場、イベント出演、スクール活動、地域スポーツ普及活動では講師などを派遣しての外部指導、企画・広報運営事業では、マラソン大会の企画、スポンサー関係、健康運動普及事業では老人ホーム訪問、市民に向けてのトークショーなど、それぞれの事業で様々な活動が幅広く行われています。

〇陸上競技会・日本陸連について                   公共財団法人 日本陸上競技連盟(日本陸連)は、日本の陸上競技会を統括し代表する団体です。日本陸連の目的は、「陸上競技を通じスポーツ文化の普及及び進行を図り、国民の心身の健全な発達に寄与し、豊かな人間性を養う」ことです。また将来的に、アスレティックファミリー(競技参加者、審判、指導者など陸上競技に関わる人)を2028年までに150万人、2040年までに300万人まで増やすことを目標にしています。しかし、これまでに拡大するには、更なる環境の充実を図る必要があります。そのためには審判員・指導者・競技場がしっかりと整っている競技会が開催される環境づくりが不可欠となってきます。

〇テレサ-体調記録活用アプリ-

テレサ-体調記録活用アプリ-は新潟アルビレックスRCによって作成されたアプリです。新しい習慣として定着しつつある毎日の検温や体調の記録をデータで一括管理し、イベントにおける入場管理、学校・企業での健康管理など、様々な用途に活用することができます。また、これまで体調・個人情報の収集を紙媒体で行っていたものがこれ1つで完結し、ペーパーレス化や効率化、紙媒体でのやり取りで問題となっていた接触リスクの軽減や情報管理の安全性向上につながります。                    アプリ名のテレサは、「Temperature(体温)」「Record(記録)「Safety(安心・安全)」の頭文字を取ったものであり、検温や体調管理が常に必要となる、これからのWithコロナの時代における「安心・安全」の確保に大いに役立ちます。

今回の講義を聞いて、新潟アルビレックスRCはクラブとしての競技参加だけでなく、各種大会の運営や様々な地域貢献活動、さらに専用アプリの開発まで多種多様の事業を行っていることを理解しました。特に、テレサというアプリを開発して、実際の大会などで活用し効果を生み出しており、様々な人の役に立てていてとても感激しました。ペーパーレス化での記録方法は今まで思いつきそうであまり思いつかなかったり、思いついてもなかなか実践することは難しいと思います。
この状況下でおもったような大会運営などが制限されていても、様々な方法で工夫しながら活動していて、どのような状況でも臨機応変に対応していくことが現在のコロナ禍で試されていると感じました。


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