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遊牧民として生きる

このところ著作を読んでいた軽井沢病院長の稲葉さんが退任されたらしい。

稲葉先生の「ことばのくすり」は自分の心・体・脳のバランスがどうなんだろう、というときに開く。
毎回新鮮な気持ちで読む。
本当にくすりのように、少しぐらついたときに開く本。

インスタの報告文には、どこかと行き来する生活になるのかも、とあった。

それをみて、今後の自分のことも考えた。
ちょうど昨日、パートナーと「次はどこかなぁ」という話をしていた。

3歳の頃から3-4年ごとに引越しを繰り返している身としては、転勤族が染み付いている。
どんなに気に入っても、居心地が良くても、「いつかはどこかに行くのだ」という気持ちがある。

追い立てられるような気持ちでなく、”自分で居続けるため”に風をいれなければいけない、という感覚。

軽井沢に来て2年弱がたち、あまりに馴染んだ。体と心が。
今後も数年居続けるための準備を始めたのと同時に、また次のどこかを探す準備もしている。

私が「他のどこでもやっていける」ことを最重要視しているのは、この染み付いた遊牧民感覚のせいなんだろうなと思った。

1日3度のご飯をつくり、はたらいて、歌って、旅をして、誰かに出会う。
ためのスキル。

アートやインテリアは部屋を選び過ぎないものを、すぐに移動できるように家具やモノはミニマムに。
というモノの選び方、持ち方。

自分のこだわりは色々、「遊牧民」としての発言だったりするわけで、背景を共有しないと伝わらないこともあるかもなと。

あーー旅にでたい。軽井沢はまだ寒い。
今日は他県に桜を見に行く予定。


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