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独立から2年、不安と「付き合う」 

向き合うのではなく、付き合う。

独立して一番大変だったことは?と聞かれて
迷わず「不安マネジメント」と答えました。

副業やフリーランスの始め方のtipsは世の中にあるし、そもそも人材不足だし、税金が払えなくなったら役所に相談すれば良いし、社会保障を頼れば良い。

でも、不安だけは、根拠なく主観で感じてしまうものなので自分でどうにかするしかない。

そんな不安とどうやってつきあってきたのか、
何を試してみたのか書きたいと思います。

私は実際に無職になって、独立して、
不安というレベルじゃなくてもう恐怖みたいなレベルだなと思いました。

実際には、頼れる人がいたり、貯金があったり、仕事をもらえていても、囚われているので関係ない。

一人で全部決めることが怖い。先が見えないのが怖い。
形になってるんだかなってないんだか評価もされないので怖い。

新しい道は全部怖い。怖いと言われてるからもっと怖い。

そんな、不安が募りすぎてやってみたことたち


1、不安をリストアップする

去年の夏前、仕事のこと・住居のこと・人間関係、悩みが多すぎてリストアップしたら10個以上あって笑いました。
で一つ一つ、
・今判断するもの
・今解決しようがないもの
を分けて、「不安を寝かしておく」ものをわけました

どうしても判断しなければいけないものは、ロジック分解で、
自分にも相手にもわかるように整理しました。

2、好きな人に会いにいく

人にあまり相談しないんですが人には会いに行きます。
大学時代の教授、過去の上司たち、知り合い、尊敬している友人。
思いついた時に思いついた人に声をかけます。
具体的な話ではなく、その人の雰囲気に触れにいきます。

大体察して何か言ってくれるので笑、自信が復活したり、安心できます。
世の中のtipsよりも、ロジックよりも、成功体験よりも、
「亜紗木なら大丈夫だよ」とか「その不安わかるよ」と好きな人に言ってもらう効果は絶大です。

あと最近めちゃくちゃ明るい知り合いに会ったら質問したことがどうでもよくなりました。明るさは移ります。

3、不安を吐露する

相談しないし、吐露も苦手です。
でもどうしても、、、、、、、しょうがない、、、、、みたいな時は笑、
「聞いてほしい」と友人やパートナーに伝えます。

言われて「なるほど」と思ったのは聞いてもらったあとにお礼を伝えたら、「亜紗木は大丈夫。こうやって自分から伝えてくれたから。自分(友人)が助けたようで実は亜紗木が自分自身を救ってるんだよ」と言われてダブルで救われました。
伝えるだけで、自分を救えるって素敵な考え方。

4、時間のあるときに本をざら読みする

時間があったときに図書館に行って本を毎週3-4冊ざら読みしてた時がありました。
東洋医学、栄養、料理系、メンタルや脳や身体の仕組み、経営や地域社会、社会課題、福祉の本。
特に心身の健康系コーナーは結構読み、自分に合う考え方が血肉としてつきました。

5、創作を開始する

苦悩は創作のタネ。
いろんなことがきっかけで調子を崩した時に、
以前友人から聞いた阪口恭平さんの本をざら読みしてました。
その時に、「とにかく創って公表しろ」みたいなメッセージが多かったので、
絵を描き始めて、日々のご飯を発信しはじめて、歌も再開しました。
確かに心が動いたときって歌もつくれたりするし、絵も無数に描けるし、ちょっと非ロジカルなことはかなり心の栄養になる気がする。

6、とりあえず出かけて出会う

昔から、思うことがあるとパッと旅に出ます。1泊でも日帰りでも。
で客観的になって帰ってきます。

去年の初夏、フリーランスあらかたやってみて「方向性どうしようかな?」と思って軽井沢にワーケーションに来たら移住を勧めてくれた知人と出会いました。

今年の夏、暇だなーと思っていて画廊巡りをしたら素敵な画廊、画家との出会いがありました。

期待せず、興味のまま出かける。

最近は遠出すると、やっぱり今の生活が好きだと思います。これも出会いというか学びです。

7、一応外部機関も頼る

会社員の時は、コーチングに頼ってた期間がありました。
今は特にカウンセラーがいなくて、良い人がいればぐらいに思っています。
メンタルクリニックも何回か行ったことあるけど、私には全く向いていなかったです。そもそも西洋医学的な「対処」に興味がなくて、東洋医学的な治癒や緩和が好き。

外部機関はどちらかというと鍼灸とか整骨とかフィジカルの方はいくつか相談先があります。
身体のちょっとした不調も相談できると、それだけで安心します。

些細なことですが、薬局のおじいちゃんが親身になってくれる、美容室のお姉様が快活、そんな日々のちょっとしたことでも救われたりします。

8、一番大事なことは規則正しい生活

陽を浴びてご飯を美味しく食べて外で遊んで夜は寝る。
そして前述、人に出会いにいく。


今は知り合いに「自然と触れ合うスポーツ(サーフィンとか)」がいいよと言われたので、スポーツ面はもっとやりたいなと思っています。



そんな感じで、状況が好転するからではなく、不安との付き合い方が分かってくると恐怖は落ち着いてきます。

工夫をし続けるモチベーションは、
自分の道を歩み始めた瞬間から、圧倒的に生きがいがあるからです。

不安と幸せは共存します

友人の言葉で「迷い切ることが大事」というのがあります。
迷い込んで迷って迷ってわかることもある。

なので、やりたいことがあるけど、不安に押しつぶされそう、、
みたいな方の参考になったら嬉しいです!




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