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成功は居場所が9割の解釈

成功は居場所が9割。環境で成功が決まると言われる。それほど、環境が大事ということだろう。日本のプロサッカー選手が、スペインやイングランドのプロチームへ出て行くのが、まさにこれだろう。ではどこにいればいいのか?

それは、言わずもがな「優秀な人が集まる場所」である。

昔は、船にのって海外の優秀な人がやってきた。そのため、港町が発展していった。そして、シリコンバレーには制度に自由度・多様性があり、実験させてもらえる土壌(環境)があり、そこへ優秀な人が集まった。では、これからはどうなるのか?

今は、インターネットで物理的な地理の問題はゼロになった。少しは言葉の壁はあるものの、DeepLのような翻訳技術は目覚ましい発展を遂げている。そのうち、この言葉の問題もゼロになると思う。

僕は、次は「思想」だと思う。

「世界的な食料危機を救うような食べ物をつくる!」
「高齢化する世界に対応する医療システムを開発する!」
「デジタル通貨の普及で歴史に名を残す!」
「日本を世界No.1の〇〇な国へ!」
「日本のアニメを全世界へ届ける!」
「ディズニーを超えるエンタメをつくる!」

こんなポリシーを掲げ、チャレンジをしている人のもとへ優秀な人が集まるのではないかと思う。それが本当に叶うのかどうかという問題ではない。本気でそう思っているかどうかだ。そして、そこに集まった人が優秀であればあるほど、また同類の人間が集まる。

そう、第2段階の集合要因は『人』だ。

優秀な人は、優秀な人のもとへ集まるのだ。そして、その集団が優秀であれば、その中にいる人の能力も高まり、さらに成功が近ずく。プラスのスパイラルへ突入するのだ。

最終段階は、そこで生まれる「サービス」もしくは「プロダクト」だ。

「人」から「サービス」「プロダクト」へ。「人」よりもさらに強固で永続的な集合要因になる。その「サービス」「プロダクト」を生み出す、プロジェクトこそ最高の居場所をつくる。DeNAの南場さんが言っていたのがまさにこれだろうと理解している。

人ではなくコト


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