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<調査結果>スマホでの広告比率

株式会社角川アスキー総合研究所が「スマホでのコンテンツ視聴に占める広告の比率調査」および「ブラウザーアプリによるWeb表示速度の調査」を実施した。

ここまで、広告が多いんだとあらためて驚いた。確かにYouTubeの広告に辟易として、プレミアム会員になって広告が表示されないことの感動をあじわったが、しばらくするとそれが当然となっていた。まさに、喉元過ぎれば熱さ忘れるという感じだ。しかし、実に全データ転送量のうち約44%が広告と推計されるとのこと。広告を見るために、通信量(ギガ)の半分弱を使っているとは。。それが見たいものなのかどうかは全く関係なく、否応なしで流れていることに、どこか憤りを感じるのは僕だけだろうか?そして、通信量を侵食していることよりももっと腹立たしいのは、表示速度が広告のせいで遅くなっているということだ。広告ブロック機能つきブラウザだと表示速度上がるのだ。つまり、ユーザーの利便性まで無意識のうちに損なっているという結果になっているのだ。それがユーザーにとっての選択権なしに勝手に行われているということがありえないことだと思う。

菅総理が、日本の移動体通信キャリアは儲けすぎと言っているが、そんなことよりもこちらの「ユーザーを全く無視した、広告無法地帯」問題の方を早くなんとかするべきである。

しかし、近い将来OS毎に標準ブラウザが選べる様になり、この無法地帯状態も終焉を迎えると期待している。

もう、広告で稼ぐ時代は終わったと思う。それよりも、価値ある商品をつくり、それをSNSなどでいかに広めていくのかを考えた方がいい。むやみにニュースサイトやブログなどの全く関係性のない場所で宣伝していくのは、無意味であるどころか、風評リスクさえあると思う。

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