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【21/22 ドイツ ブンデスリーガ】第11節 バイエルン対フライブルク


バイエルンホーム、アリアンツ・アレナにフライブルクを迎えての一戦。

前節バイエルンはアウェイで2-5でウニオン・ベルリンに勝利。
ポカールでボルシアMGに大敗したが、ウニオン・ベルリン戦ではバイエルンらしさを魅せてくれた。
今回対戦するフライブルクは調子がよく弾き分けた試合はあるものの現在負けなし上位いる。
バイエルンはCLもあり中3日での戦いとはなるがCLの結果(ベンフィカ相手に5-2の勝利)からもやってくれるであろう。

※この記事はバイエルン中心に書いています。

スターティングメンバーは以下の様になっています↓↓↓

【バイエルン】
4-2-3-1
FW
・レヴァンドフスキ
MF
・ミュラー
・サネ
・コマン
・ゴレツカ
・キミッヒ
DF
・デイヴィス
・エルナンデス
・ウパメカノ
・ズーレ
GK
・ノイアー

【フライブルク】
3-4-3

FW
・ヘーラー
・グリフォ
・チョンウヨン
MF
・ギュンター
・へフラー
・エッゲシュタイン
・キュブラー
DF
・シュロッターベッグ
・リーンハート
・グルデ
GK
・フレっケン


前半
試合が始まるとフライブルクは左サイドを使って攻撃、グリフォクロスでチャンスを作る。

バイエルンはボールを保持して試合を進めようとしている。
枠内シュートを最初に打ったのはズーレ。
また、バイエルンの攻撃時のボックス内の選手の数が多く、厚みのある攻撃ができている。

フライブルクは前から積極的にバイエルンにプレッシャーをかけていく。
11分、バイエルンDFのズレから中央が空き、フライブルクにチャンス。
惜しくもハズレはしたが、いい形だけあったのもあり可能性を感じた。
一方でバイエルンCB、リュカとウパメカノのポジショニングが被っていた点でも危なかった。

ロングボールから攻撃が始まるフライブルク、ロングボールからの選手の動きを見ると自分たちの形を持っているので動きが良く、バイエルン相手でもやれる攻撃ができていた。
また中盤で取り切れるところも多々あったので、守備に関しても

バイエルンは最終ラインから相手を動かそうとするがなかなかうまく言っていなかったシーンが見られた。
しかし、攻撃時には一気にカウンターに持っていけたり、ボックス付近から個の力での脅威を感じた。
左サイドのサネの動きもだが、デイヴィスのスピードは相手には脅威となっていた。

30分、バイエルン先制点!
ウパメカノの縦パスを受けたゴレツカがワンタッチでミュラー、最後はフリーになったゴレツカがゴールへ流し込む、
ミュラーのパスは一度相手に引っ掛かりはしたが、そのあとの跳ね返りで冷静な対応がきていた。

フライブルクは陣形が崩れてきているのもあり、守る時間が増えたりと気が付けば完全にバイエルンペース。
それもありなかなかフライブルクはカウンターしたりできていなく、ロスとしてもすぐにバイエルンがひろっての攻撃。
フライブルクにバイエルンの選手が適応でき、キミッヒの縦への鋭いパスがデイヴィスに通りチャンスのシーンも見られた。


前半終了
フライブルクは最初は 自分たちのやりたいサッカーができていて、バイエルンに前から圧力をかけれていたのもありチャンスもあった。
しかし、バイエルンの選手たちはすぐにフライブルクのやり方に適応し、徐々に自分たちのペースに持っていくことができ流石であった。
攻撃に関してはカウンターでの一直線に進む速さ、サイドチェンジ、左サイドのスピードのある選手の活かし方など攻撃のバリエーションが多かった。
バイエルンのDFに関しては、ウパメカノとリュカのポジショニングが被っていたシーンがあったりしたのでCBの連携という点で不安はあった。
それ以外の部分ではウパメカノはパス制度の高さ、リュカは持ち前のスピードを活かしたDFと良さは出ていた。
前半終了時のスタッツを見てもバイエルンが圧倒してはいるが、フライブルクからするとなんとか耐えているなと言ったところだ。


後半
前半同様にバイエルンペースで試合が進む。
バイエルンは相手の背後を付くボールでチャンスを作ろうとする。
押し込まれたフライブルクに対して隙あらばミドルを打つシーンも前半より増えた。
FWのレヴァンドフスキにはフライブルクのDFがフリーにさせないようにしっかりとついていたのでやりずらそうな感じはした。

フライブルクも前半同様に前からプレスをかけてくるので攻撃チャンスはあり、ミドルも増えたので積極性は増した。
57分フライブルク、CBシュロッターベッグの鋭い縦パスをヘーラーがフリック、ボールを受けたチョンウヨンがドリブルからのシュートの一連の流れるような攻撃は良かった。
味方が上がり切っていないのもありシュートを選択したのも良かった。
フライブルクの攻撃を受けてもその後のバイエルンのカウンターがすごく早く迫力があった。

66分、バイエルン選手交代
コマン → ニャブリ
69分にデイヴィスのクロス、外れはしたがアウトで巻いたシュートを放ち、早速魅せていく。

70分、バイエルン選手交代
ゴレツカ → トリッソ
ミュラー → ムシアラ

75分バイエルン2点目!
左サイド大外にいたデイヴィスにボールが渡り、相手を引き付けフリーのサネへパス、ワンタッチで触りボールが流れたところにレヴァンドフスキが足を出しゴール。
スッと足が出るのもすごく、その前の相手の背後を取る動きはお見事であった。
ボールがレヴァンドフスキに集まるのではなく、レヴァンドフスキがボールを引き寄せる動きをしていると言った方がいいのかもしれない。

83分、バイエルン選手交代
リュカ → ニアンズ
サネ → シュポ=モティング

フライブルクは82分のセットプレー、84分シルディリアのクロスをフリーで受けたへフラーがシュートなど惜しいシーンが見られたが、ノイアーの好セーブによって阻まれる。
82分のシーンに関してはバイエルンGKノイアーの読みが素晴らしかった。

試合も終わりかと思いきや最後にフライブルクが意地を見せる。
90+3分、フライブルク得点!
縦パスを受けたハベラの反転からのシュートが決まる。
バイエルンDFニアンズが入れ替わられてしまい、守備の軽さが出てしまった。

フライブルクが点を取った事で球際が激しくなりヒートアップしてきたところで試合終了。


試合終了
2-1 バイエルン勝利!

バイエルンは守備の連係という点では前半不安はあったが、それ以外の自分たちがボールを保持して試合を進め、カウンターの早さや攻撃時の枚数や次から次に選手がでてきたりと厚みのある攻撃ができていた。
それもありなかなかフライブルクが守りからの攻撃へとスムーズに移れないシーンが多々あった。
相手がブロックを固めて、なかなか動かない時でも攻撃のバリエーションが多く、それが出せていたのでバイエルンはうまく闘えていたと思う。
1得点目を決めたMFゴレツカに関しては得意な形で点が取れたのもだが、積極的にミドルを狙ったりできる位置に常にいたりと目立っていた。
またMFのキミッヒが試合をうまくコントロールしていたのも大きい。
2点目のレヴァンドフスキのゴールに関しては背後を取る動きが上手すぎだった。
相手DFは集中して守れていて、決して集中が切れた訳ではなく、あれはレヴァンドフスキなのでマッチする相手が悪かったと思います。
むしろ1点で済んだのはフライブルク視点で見るとよくやったほうだと思う。
守備に関しては序盤のミスは点が入らなかったから良かったが珍しいシーンなだけに11分のシーンは印象に残ってしまった。
もちろんCBのウパメカノとリュカはパスの精度や1対1の強さなどよくやっていた。
またニアンズが相手選手に反転されゴールを決められたわけだが、ちょっと対応が甘かったかなと思います。
対戦相手のフライブルクに関しては、今期調子がいいのも分かるぐらいチームとしても良かった。
前からプレス、選手の距離感、サイドを使った攻撃、ギュンターやグリフォのキックの精度など。
上位対決ではあったのでバイエルンは勝てて良かった。

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