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人間と言う名の愚かな種族

ゴブリンスレイヤーと言う漫画をご存知だろうか?
ゴブリンと言う名の下等種族達に、幼き頃に家族達を蹂躙された人間が恨みを抱え、ただひたすらにゴブリン達を殺し続ける為に生きてゆく。
最近流行りの異世界ファンタジー系の漫画です。

ゴブリンと言う種族は人間よりも知性が低い種族として描かれておりますが、ゴブリンの考え方、価値観、行動パターンや思考パターン等々、こう言う人達居るよなぁと思わせられます。
つまり、現代社会の腐敗を示唆している内容なのです。

ゴブリンの生態は、自分達で創り出すことをせず、ひたすらに略奪をする文化を持つ種族です。
自分達が持っていない物を羨み、妬み、奪い、破壊します。
それが為に人間から嫌われ、人間の冒険者達に退治され駆除対象とされる立場です。
しかし、人間達にその様な事をされる為、更に恨みを抱えて復讐心を燃やします。

この対立構造、今の日本だったり海外での様々な事例を見ていても、人間と人間の間で起こっている負の連鎖と同じ構造になっているのです。

自分達の文化圏には存在しない何か、資源だったり技術だったり豊かさだったり。
隣の芝生は青く見えると言いますが、自分達に無い何かを持っている事を羨み、妬み、姑息な手段を使って奪おうとする。
奪われた側は、その事に気付けば恨み等の感情を抱き、奪い返そうとしたり仕返しをしようとしたり、或いは駆除しようとする。

奪われる事や蹂躙される事に気付かず、或いは気付いていても放置していれば、奪う側や蹂躙する側は味を占めて更にエスカレートしていく。
自分達で作り出すことをせず、生み出す事をせず、奪えば済むと言う思考をエスカレートさせて行く。

自然界には寄生虫と呼ばれる虫が居ます。
何らかの宿主に寄生し生きていく。
寄生虫には2種類のパターンが存在します。
パターン1は、寄生虫と宿主が共存共栄関係にあるパターン。
パターン2は、寄生虫が宿主を、最終的に食べる等して滅ぼしてしまうパターン。
どちらのパターンにも共通する部分は、寄生する側と宿主との個体数バランスが崩れてしまえば、双方共に滅びてしまうと言う事。

この関係性を、地球と地球人と言う関係に当てはめてみます。

地球という宿主に対して、地球人は増えすぎた。
一定数を保っている間は、地球環境を整えバランスを取る役割を果たしており、共存共栄する事ができていた。パターン1です。
しかし、増えすぎた今となっては、宿主である地球を滅ぼす存在になってきています。

この関係性を、日本人及び日本国家と某国人との関係に当てはめてみます。
共存共栄できていなかったので、パターン2です。
そして増えすぎ、ついに食われて滅ぼされそうになっている。

さて、自然界の寄生虫が宿主を滅ぼしてしまった場合、その後の行動はどうなるでしょうか?
当然、生存の為には次の宿主を探そうとします。
次の宿主を見つけて寄生し、同じことを繰り返します。

さて、地球と人類に当てはめましょう。
増えすぎた人類は、火星移住計画を始め、次の寄生先を宇宙に求め始めています。

日本と某国に当てはめてみましょう。
日本を食いつぶした後の寄生先として、海外の他国に目星を付け、徐々に寄生を始めています。

日本の芸能界やマスメディアを支配し、政治を支配し、日本国に寄生したのと同じ手段を使い、海外進出しています。
K-POP等を始めとする表舞台の人気職が海外進出し、徐々に世界中のメディアに浸食し始めています。特にアメリカへの進出が顕著です。
アメリカは世界一の影響力と軍事力を持つ国家ですから、次の狙いとしては当然でしょう。

さて、地球としては、地球人類が増えすぎたので、地球存続の為には減らす必要がある。
既に浸食が進んで滅ぼされる寸前の日本国や、浸食が進み始めている世界各国としては、自分達の存続の為には寄生虫を駆除する必要性がある。

自然界の自然の摂理に当てはめた時、放置すれば滅び、滅びたくなければ減らすか駆除する必要性が出て来る。
宿主が滅び、居なくなれば、寄生する側は自然と滅びる。
寄生する側としては、自分が滅びたくなければ、自分達の同種の個体数を減らすという選択肢が生まれる。

そして、アリとキリギリスの関係を思い浮かべて下さい。
アリの個体数に対してキリギリスの個体数が多すぎた場合、どうなりますか?
アリから全てを奪い、アリを滅ぼしてしまえば、キリギリスは次からは自分達で働かなければなりません。
キリギリスはバランスを考えてアリを残さなければ、結果的に自分達が苦労する事になります。
キリギリスが以降も楽をする為にはどういう選択肢があるでしょう?
キリギリス同志で争い、同士討ちをし、自分達の個体数を減らして生き残る事が、結果的に一番楽をできる選択肢となります。

さあ、今の地球環境、地球人類の置かれた境遇、それら全てを俯瞰し、今後も持続可能な状況や環境を生み出す為、優先的に対処すべき事項は一体何でしょうか?

寄生虫なんかに例えて過激な表現をしましたが、幸いにして私達は人間です。高度な知性を持つ人間です。
寄生虫が、寄生する事なく生存可能になりさえすれば、お互いに滅びる必要性は無くなる。
キリギリスの例えで言えば、楽をしたいキリギリスは、他のキリギリス達のアリへの寄生を辞めさせれば良い。個体数を減らす必要性は無いのです。

地球と人類の例えで言えば、人類が地球を滅ぼしたり、動植物や自然を破壊したりするのを辞め、地球の健康維持に役立ちさえすれば良いのです。

地球と自然界と人類との共存共栄。
各国、各人種同志の共存共栄。

実現する方法は、多分、みんなもう知ってるよね?

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