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前回に引き続き映画の感想です。
【コーダ あいのうた】
アカデミー作品賞、脚色賞、助演男優賞受賞作

あらすじ 公式サイトから
豊かな自然に恵まれた海の町で暮らす高校生のルビーは、両親と兄の4人家族の中で一人だけ耳が聴こえる。陽気で優しい家族のために、ルビーは幼い頃から“通訳”となり、家業の漁業も毎日欠かさず手伝っていた。新学期、秘かに憧れるクラスメイトのマイルズと同じ合唱クラブを選択するルビー。すると、顧問の先生がルビーの歌の才能に気づき、都会の名門音楽大学の受験を強く勧める。だが、ルビーの歌声が聞こえない両親は娘の才能を信じられず、家業の方が大事だと大反対。悩んだルビーは夢よりも家族の助けを続けることを選ぶと決めるが、思いがけない方法で娘の才能に気づいた父は、意外な決意をし・・・。

感想
いや〜よかった。
ドライブ・マイ・カーを鑑賞した、1週間後にコーダあいのうたを鑑賞しましたが、
ピュアな恋愛、家族愛、兄弟愛、差別、学校、進路、家庭の経済面、
青春をより輝かせる、様々な障害に、
立ち向かう姿
日本人には書けないし、思いついても、
恥ずかしくなって、しらけてしまうと思う。

恋愛 一目惚れして、部活を合わせて、距離を近づける ピュアで、ベタ
恋愛映画は、避けてきたが、日本の恋愛映画より、厚みをだしているのが、
両親、兄の三人が聾者で、日常、過去に問題を抱えながらも、前向きで、人間味がある。

サブキャラや、作中のニュース番組のキャスターに事務所の圧力や、適材適所?か疑わしいキャスティングがあるが、
海外作品の、この作品に限らずだが、
主演男優賞を受賞したのが、実際の聾の方、他のキャストもアマチュア俳優の方が、多数出演など、作品に集中しやすい限り。


ドライブ・マイ・カーでも、
コーダあいのうたでも、途中無音の演出がある点 表現したいことは違うが、無音の演出は、映画館で見ると、自分の心臓の音が聞こえると錯覚するほど、素敵でした。

どちらの作品も、聾者、手話が登場し、
多様性が、でているが、それが、
嫌味でもお涙頂戴でもなく、心地よい。
弟が聾者なので、お涙頂戴すぎるのも、
冷めてしまう自分がいるのです。

多様性が反映されているところも、
アカデミー賞好みであろうと、
都市伝説好きには、あるあるですね。

登場人物が、まっすぐで、ピュア
誰も死なないし血も流れない
差別の表現も、心が痛くなるほどの表現ではなくて、見やすいのにしっかり、感動する。

最後のお父さんのセリフ
思い出すだけで、鳥肌がたちます。

僕の少ない映画鑑賞歴ではありますが、
最後のセリフグランプリ優勝作品です。
映画の最後のシーンは、予想でき、あまり意味を持たないセリフが多いですが、
この作品は、最後の最後まで涙涙なのです。

ハッピーな気持ちで、
泣きたい、でも、恋愛映画は、ダメという、
わがままなあなたにオススメの映画です。





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