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モチベーションを持続させる考え方がずるい 第1回|ASH RADIO【9/n】

例えば映画を見て、
うわぁすごく良い映画だったなぁーと思って涙流して、
1週間流れ続けてる人絶対いないじゃないですか。

絶対に感情は低下する訳ですよ。

だから経験をするってことが一番大事なんですよ。
一番そこにお金をかけるのが、すごい幸せかなって思いますけどね。

芦名:続きまして、就活性(総合商社志望)さん。

「感情を風化させない方法はありますか。過去の悔しいこと、啓発されたことが原動力となり、努力できてきました。しかし、時間が経ちその時の感情が薄れてきてしまいます。その結果、現在は怠惰に流されがちです。もし何かあればよろしくお願いします。」


あぁ。要はあの時はテンション上がってたのに今はテンション上がらないとか、

あの時はすごい煌びやかな思想、思考を持っていたのに今は持っていない、みたいなことですかね。

まぁ感情って必ず下がるものなので。

例えば映画を見て、うわぁすごく良い映画だったなぁーと思って涙流して、

1週間経っても流れ続けてる人絶対いないじゃないですか。


タイシン:はいはい。


芦名:絶対に感情は低下する訳ですよ。


タイシン:確かに。


芦名:だから経験をするってことが一番大事なんですよ。

それで、自分がちゃんと自分でコントロールして何回も感情を高めていくことなのか、

新しいものを見て何かインスピレーションを受けることなのか、

新しいジャンルの人と会って何かこう、あぁそういうこともあるんだ、っていうインスピレーションを受けるとか。


タイシン:なるほど。そっか。


芦名:だからモチベーションを持続させようとしてる考え方がすごいずるいというか、ケチというか。

1個のチューインガムをずっと一生しゃぶり続けてやろうみたいな。


タイシン:あぁ。


芦名:だったらもうチューインガムを何個も買って、何個も買って、何個も買って、

って一番そこにお金をかけるのが、すごい幸せかなって思いますけどね。

ということで、またちょっと読書星人さんの質問に戻っていこうと思いますけども。


「芦名さんは独立されて年収はプルデンシャル時代よりも上がりましたか。」

年収、年商、年収。プルデンシャルの時のほうが高いですね。うん。


タイシン:ふーん。


芦名:僕はちょうど今会社を作って1期目だったので、1期目はプルデンシャルの時のほうが全然大きかったですね。

で今期、2期目はおそらくプルデンシャルの時よりも倍ぐらい、

もうちょっと上がるかな。結構上がると思います。


タイシン:すげぇ。


芦名:はい。


タイシン:でもなんかこういうの見ると、皆稼ぎたいんですね。


芦名:あぁ、そうっすね。


タイシン:皆稼ぎたくて大企業に入りたいとか、就活してますとか。

何で稼ぎたいんですかね。


芦名:稼ぎたいっていうのがちょっとその、お金とか稼ぎということのルーツから話をすると、

元々は社会主義って言って皆平等だったんですよ。皆平等で、皆平等に仕事をしようよ。皆平等にご飯あげるから、っていう。

10人兄弟の家庭を想像してほしいんだけど。


タイシン:はい。


芦名:親がもう皆で頑張ろうよって言って、

で、皆に平等にご飯をあげてるわけ。そうすると必ず兄弟喧嘩が起こるじゃん。


タイシン:はいはい。


芦名:で、どんな喧嘩が起こるかっていうと、

え、お兄ちゃん全然仕事しなかった。僕の方が仕事したから、僕に何か、もうお肉1枚ちょうだいよ、みたいな。


タイシン:なるほど、なるほど。


芦名:だから兄弟の中でも俺をもっと評価してくれって人が必ず出てくるわけじゃん。


タイシン:はい。


芦名:それがもう国民ってレベルで起こるわけですよ。


タイシン:なるほど。


芦名:そうすると、国がどんな政策を取ったかって言うと、

じゃあ頑張った人にはお金をこれぐらいあげますよ、っていうふうにしてお金を作ってしまったわけ。

評価制度としてのお金を作って。


タイシン:点数みたいな。


芦名:そうそう。

で、それまぁお金の成り立ちとはまた別の所にあるんだけど、その評価というのとお金というのを一緒にしてしまったので。

なので、皆お金を稼ぎたい。お金を稼ぐってことは、評価されてることだし。


タイシン:そっかぁ。


芦名:って言って、今度はお金が目的になってしまったっていうのが1つあると思いますね。


タイシン:なるほど。


芦名:ただ、そのさっき言ったみたく、そのお金のルールを皆知らない人が多いんで。


タイシン:はい。


芦名:だから僕もそうだと思ってたけど、僕は新卒から電通に入って。


タイシン:はいはい。


芦名:電通に入ったらお金持ちになれると思ってたんですよ。


タイシン:はいはいはい。


芦名:大企業に入ったら、僕も大企業に入ったらお金持ちになれると思ってたけど、全然そんなことないんで。


タイシン:そうなんですね。


芦名:そう。もちろんその、会社員の中では稼げる方だとは思うんだけど、お金を稼ぐルールの中ではもう負け組中の負け組なので。


タイシン:そうですよね。そうですよね、とか言って(笑)もうなんか企業に入ってる時点で負け組だと思うんですけど。


芦名:まぁそういう考え方もあるよね。でもその負け組とか勝ち組かって何で言えるかって言うと、お金のルールの中では負け組だっていう話で。

でもそれと幸せはまた別に違うので。


タイシン:そうですね。確かに。負け組とか勝ち組なんてないですね。


芦名:そうそう。


タイシン:目的が達成してればそれでいい。


第1回|ASH RADIO

引用元:https://youtu.be/ohwinWRE0Ls

2018/04/01

カットしている部分もあるため、ぜひ本編もどうぞ。

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