QEEG検査@TMS治療16回目後

少し間が空きました。
TMS治療前との比較でどこまで変わったかとみていきたいと思います。

以下は前回のリンク。

シータ波・ベータ波比率

画像1

左(Subject):自分自身の脳波量の絶対値
右(Database):統計値との相対値
色:青・ASD傾向(β波多)、緑・定型、赤・ADHD傾向(θ波多)

発達障害の診断として重要なのは右側の相対値となります。
前回は相対的な脳波が完全にASD傾向に振り切れていましたが、治療後は相当に緩和され、中央から後頭部のあたりは正常値にまで改善しています。
まだ脳波にASD傾向は残っていますが、振り切れた状況ではなくなっています。

左脳・右脳のバランス画像2

低周波での青赤の領域が若干減ったくらいでしょうか?高周波では逆に青赤の領域が増えているのでなんとも言えませんが・・・
脳の左右バランスとしては多少改善したのかもしれません。

脳の情報量

画像3

大幅に改善したと考えられるのが、前頭葉の混信状況です。特にδ波、θ波の改善が著しいですね。前回は細い線でぐちゃぐちゃになっていたのですが、今回は細い線がずいぶんと減ってすっきりしています。
まだ混信状況は残っていますが、思考がスッキリしてきた実感は脳波でも確認できました。

まとめ

今回のTMS治療は16回でいったん区切りですが、またどこかで再開するかもしれません。想像以上に効果が実感でき、またそれを確認することができました。本来、32回が推奨ラインのようなので、そこまでやればさらに大きな効果が期待できるだろうという確信があります。

実感している効果は気持ちが軽くなる、思考がすっきりする、判断が早くなる、などです。

仕事面においては多少前向きにはなったものの、そこまで劇的であったとは言えないかなと思います。ただ、仕事自体をもう見切りをつける時期と考えているので、根本的に気持ちが乗っていない状況であったことは間違いないです。それを認めて現状を変えるよう動けるだけの力を得たかったわけです。そのあたりはまた改めて書きます。


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