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大学の専攻と関係ない職種にも応募できる?

こんにちは。留学生就職支援をしております、ASIA Linkです。

桜が満開ですね。今年の桜はちょうど入学式の時期と重なっており、式の帰りに写真を撮った方も多いのではないかと思います。

今回は弊社ブログの2016年5月29日の「大学の専攻と関係ない職種にも応募できる?」の記事を転載してお届けします。


留学生のみなさん、こんにちは!

ASIA Linkの小野(おの)です。

時々留学生から、「大学でマーケティングを専攻していないので、企業のマーケティング職には応募できませんよね?」という相談を受けます。

海外では、大学で勉強した専門分野と関連のある職種に就職することが多いですね。

しかし日本では、大学の専攻に関係ない仕事を選ぶ学生は、とても多いのです。

日本の大学教育は、職業につくための教育というよりも、学問の追及を通じて、社会人としての論理的思考力や表現力、幅広い知識(教養)を身につける場として、考えられています(理系と文系で、考え方は少し違いますが)。

企業側も、大学で学んだ専門分野を、そのまま仕事に生かしてもらおうとは必ずしも考えておらず、その学生の社会人基礎力やポテンシャル(潜在能力)、人間性を重視します。

そのため、特に文系学生については、専攻に関係なく採用します。

また、これは、日本企業の働き方にも関係しています。日本企業の場合、最初から最後まで一つの職種で働き続けるということはあまりなく、いくつかの職種(部署)を移動しながら仕事を経験していきます。そうやって会社全体の仕事の流れを覚え、管理職になっていくというキャリアパスが一般的なのです。

大企業に多い「総合職」という日本独特の採用方法が、その典型ですね。

したがって、特に文系の留学生は、専攻分野にとらわれずに職種を選んで問題ありません。

ただ、就労ビザを取得する上で、気をつけるべきことはあります。自分の国籍とも専攻分野ともまったく関係のない仕事だと、就労ビザが許可されないことがあるのです。

企業側が留学生の採用に慣れていない場合、人事担当者も就労ビザの条件をくわしく知らないこともあります。

これから応募しようとする企業、または内定が出た企業で、就労ビザが出るのか心配な場合は、大学のキャリアセンターや、ビザにくわしい行政書士に相談してください。

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