鏡は自を映す唯一の道具であった事から

我を抜けば神になる。

昨今インターネット・SNSの
産声により自の内を外に映し出す事が

容易になった今

何故外に向け内を曝け出すのか？

の真意は各 自が意図により
文を連ねる訳だが

自が自に対し連ねる想いは

あなたがあなたに対して連ねる想いにも通じ

我の中に 此の人 彼の人があり
それを共感と呼ぶも共鳴と記するも

はたまたミラーニューロンと
称すも

私は私でありて
私は彼の一部でもあり
彼女は私の一部でもある。

私は私でありながら
あなたが私の文章に対し

少しでも何かしらの想いを持てば
その瞬間に私はあなたの一部

にもなりうる。

つまり私は私であり
あなたでもある。

あなたはあなたでありながら
私でもある。

その様に想えた先人が
人は人を映す鏡
我も人なり彼も人なり。

と唱えたのであろう。

どうか私に佳き日を。
そしてどうかあなたに佳き日を。

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