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アスレジャーはアリなの?

Forbesに、ルルレモンがロックダウン期間に売上を伸ばしたという記事が出ていました。

https://forbesjapan.com/articles/detail/35243?internal=top_firstview_02

こちらでも書いたのですが、私の個人的な実感も同じ。
4月〜5月、インスタでフォローする日本やシンガポールの友人・知人、そしてファッションリーダーたちがエクササイズに関する投稿をしているのを多く目にしました。

私もその流れに影響されて、今まで興味のなかったヨガウェアがどうしても欲しくなってしまい、リアルショップは全て休業中なのでオンラインで買うことに。

でも私自身、もともとスポーツウェアを日常のファッションに取り入れるのには抵抗があるほうです。たぶん、ファッションというものに求めているのが、機能性やシンプルさよりも、華やかさや女っぽさだからだと思う。

だから今回、ヨガウェアを買うときにも、ただ機能的なスポーツウェアじゃなくて、ファッション性という部分も担保したものが欲しいなと思っていろいろ探してみたのですが、ナイキやアディダスみたいなメガスポーツブランドだけじゃなく、今やおしゃれな小さなブランドがたくさんあります。

ちなみにシンガポールは、けっこうアスレジャー的なファッションはアリな国だと思います。ランナーたちを街中でけっこう見かけるし、コンドミニアムにはジムがついていることが多いので、トレーニングしている人は男女問わずよくいます。ヨガスタジオもいっぱいある。
日本と同じく、コンサバ系とかカジュアル系とか、女の子のファッションは人によって好みがわかれるけれど、アスレジャー系の若い女の子はけっこういます。おしゃれなスポーツウェアをトップスにして、ボトムはデニムとか。

そして何と言っても日本と違うのは、ヨガレギンス1枚で全然外に出ちゃうところです。
10年ほど前に初めてNYに旅行したとき、街行く女性たちがボトムはレギンス1枚という着こなしを普通にしていて、けっこうびっくりした思い出があります。一緒に行った友達と「おしりの形丸見えだけど、あれはアリなんだね……」とこそこそ話した記憶が。

日本だとレギンスの上にショートパンツをレイヤードしているランナーをよく見かけます。トップスもぴったりとしたものより、少しゆとりのあるTシャツとか。海外に住むと、日本は体のラインを出すのに抵抗があるカルチャーだなとあらためて感じます。

そんなことを考えながら私が買ったブランドはこれ。

NYLORA Instagram
トレーニングのためだけに着るのはもったいない!と思うスタイリッシュさ。
カラー展開とかも絶妙だし、それこそアスレジャーとして普通に街に出かけられるように、お洒落なスウェットやブルゾン、パーカとかも売っている。

このNYLORAのインスタを見ると、アスレジャーな着こなし方がよくわかります。
私もヘルシーな、それでいて洗練された着こなしにすごく惹かれてしまいました。

最近、ボディポジティブという言葉をよく聞くようになりました。
ピタピタのレギンスは、自分の体をポジティブに捉えたり、ヘルシーに運動したくなったりするきっかけになるのかも。

外で着るのに抵抗が強い日本の女の子たちは、まずはルームウェアとして取り入れる流れが強いのかな、と思います。







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