アボンリーへの道 #20 　Family Rivalry アレックに乾杯

あらすじ
アレックの弟ロジャーが、アボンリーにやってくる。
一時帰宅していただけだが、成績優秀で有名なロジャーにたいして
ヘティ伯母さんはかなりヒイキする。
長男のアレックにはつれないヘティだった。
なぜならアレックは、借金に困っている人の
保証人になってしまう人間だったのだ。
事実を知ったヘティは、激怒する。
ロジャーはロジャーで、アレックの農場経営について
あれこれ口出しをするし……
ロジャーの息子アンドルーは
親に構ってもらえないことから、
ふてくされてしまうし、家族はバラバラ。
そんな折、ついにキング家の財産が底をつき……

コメント
アレックは人がよすぎます。自分には人を見る目があるなんて。
あの借金の人、悪党面してて信用できない。
同情に値する人なのかな。

そして、ヘティ伯母さん。
いつも思うけど、地位や名声のある人に対して
彼女はいつも、ヘイコラしすぎです。
とくにロジャーに対する態度は
アレックとは違いすぎる（汗）

アンドルーのほうは、父の関心を引こうと
好きでもない石集めをしたりして、
悲しくなりますね。

頭もいいアンドルーですが、フェリックスのものを
横取りする悪い面もあって、
性格が複雑です。
思春期だからかな。
ヘティ伯母さんのお気に入りです。
頭がいいとヘティの態度は違います。

ヘティ伯母さんは、昔は教師になるしか
まともな女の職業はなかった、
と説明します。
この番組では、ロジャーが
「いまは20世紀だ」
って言ってましたが、
まだまだ19世紀の色合いが濃い作品ですね。

今回のエピソードの見どころは、
アレックとロジャーの対立と仲直り。
ラスト近くなるにつれ、
意地を張っていたロジャーも
自分が農場経営に関して
理屈でしか見てなかったことを認め、
アレックへの謝罪をします。

日本では、AIによる農業が推奨されていますが
現実に沿った形なのかな。
衰退していく農業。
少しでも助力になりますように。

#テレビドラマ感想文