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 ブギウギ 第四週

 ブギウギ #16
 ストーリー
 歌劇団のストライキは「桃色争議」としてマスコミに報道され、心配した親御さんたちが劇団有志の泊まり込んでいる寺へ押しかけてくる。大和礼子がなんとか追い払ったが、そのころ梅丸歌劇団では橘アオイがストライキに参加しなかったピアニストの股野に説教をかましていた。「あんたは礼子のことが好きなんだろう!」

 コメント
 股野の事情を知っていて、「信念がない」なんてアオイちゃんひどくない?
 芸能の世界は、才能と人気がすべてだからなあ。股野がストライキに参加しない気持ちはよくわかるよ。このストライキ、成功するんだろうか……時代的にムリだと思うけどなあ……

ブギウギ #17
 ストーリー
 アオイの痛烈な言葉に、自分のふがいなさを痛感した股野は梅丸を辞することを決意する。股野は礼子に愛を告白するが、断れる。一方アオイは社長に、自分は辞めるからストライキ要求を飲んでくれと言うのだが、社長は我が子同然に可愛がっていた礼子を辞めさせると宣言。そこまで覚悟していただろうと社長は言う。スズ子たちは、寺にやってきたアオイと部長を大歓迎するが……

 コメント
 股野の恋は実らない……。しかし礼子は、おなじ道をあきらめずに歩いて行けば、どこかで巡り会うみたいなことを言うんです。礼子ってただもんじゃないですね。まあ、両親の反対を押し切って、家出して梅丸歌劇団にやって来た人だから当然かもしれないんだけど……。この人が連ドラからいなくなるのってヤダなあ。

ブギウギ #18
 ストーリー
 会社側は全面的に団員の要求を飲む代わりに礼子とアオイの退団を要求。事実を知ってショックを受けたスズ子は「寂しくて死んでしまう、こんなところにいたくない」と泣き崩れるが、アオイは礼子の犠牲を無にすることを許さなかった。こうして辞めていった団員たちも復帰。立派に成長したスズ子たちは、レビューガールとして華やかに踊る。

 コメント
 「寂しくて死んでしまう」という激しい気持ちがスズ子の中にあったなんて驚きました。社長も話のわかる人です(冷徹な部分はまあ、しょうがないと思う)。あの時代にしてはストライキが成功するのも驚きでした。もっとも、騒動を起こした張本人は辞めてしまいますが(その後、礼子がどうなるのか知りたい)。今回の第四週は、師弟愛と百合的愛と会社間での愛、それぞれの特徴が描き分けられていてすぐれた脚本だと思いましたね。勉強になるわ……!

 ブギウギ #19
 ストーリー
 のちに一流の作曲家になる羽鳥善一が、大阪から東京へ上京する一方、ツヤ子の経営するはな湯に一通の手紙が届く。それは実家からのもので、香川県にある治郎丸という地主さんの家の法事に、スズ子を連れてこいというものだった。親に合わせる顔のないというツヤ子は、弟の六郎を付き添いにして娘を香川へ送り出す。

 コメント
 六郎いわく、「俺たちは本当のきょうだいやないで!」信じないスズ子は、六郎がもらわれっ子だと思ってますが、さてどうでしょうか。実家がなぜ、スズ子を呼び寄せたのかが判らないし、そもそもお得意さんの法事とスズ子は関係なさげですが……。
 ツヤ子はなぜ、実家に合わせる顔がないのでしょう。謎が謎を呼びます。次回が楽しみです!

ブギウギ#20
 ストーリー
 法事のために実家に帰ったスズ子は、そこで父と母が駆け落ちしたことと、治郎丸のほんとうの孫であることを知る。

 コメント
 治郎丸って姓だったんですね、役者名の出ているタイトルシーンで知りました。六郎をわずかにバカにしていたスズ子が、自分こそがもらわれっ子だと悟ってショックを受けるのは、お約束でしたがかわいそうでした。六郎は、相変わらずギャグメーカーでしたね……。
 金比羅船船の踊りって、あったんだ。知らんかった。ぴょんぴょん跳んでましたが、あれは彼女なりのアレンジ? ネアカな彼女らしくて楽しかったです。

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